妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩はひさしぶりに朝まで眠れた。寝る前も痒くなかった。千奈美リフレックスは飲まなかった。そして今晩おでこからこめかみにかけて痒い…昨日と変わったことをしたはずはないのだが。こうなったら半分ヤケだと思ってさっきリフレックスを飲んだ。初日以来の1錠。抗ヒスタミン作用なんて期待できない。ただ眠くなるだけで掻いた後の掃除が大変になる。そう思ってもリフレックスを飲む以外にどうしようもないのです。プラシーボでも何でもいいから、とにかくこの痒みが治まってほしい。痒みが治まってぐっすり眠ることができるならリフレックスは本当に最高の薬だということになる。せめて痒みが拡がることがなければいいよ。他の場所の痒みを誘発することがなければいい。つまりは掻かなければいいんだ。掻かないで痒みが治まれば…リフレックスにはそんなことできるのだろうか。
とにかく気を紛らして痒みが落ち着くのを待つしかない。絶対に掻いてはいけない。たとえ軽くでも絶対に駄目なんだ。余計に状況は悪化する。リフレックスと自分を信じて耐えるしかない。無駄だとしてもそうするより他ない。痒くなったらおしまいなのではなく痒くなっても何とかなるのだと証明したい。痒くない夜が続かなければ、朝まで当たり前に眠れることが続かなければ僕の人生はこのまま終わってしまう。僕は変わりたい。人生を変えたいのです。当たり前の生活を求めることも許されないのなら、僕はもうこれ以上生きることに耐えられない。苦痛に耐えるだけの生き地獄に苦しみ続ける意味がないから。


あーまだ痒いけど眠いから寝るか。やはり副作用の眠気は強烈だな。少しは痒みも落ち着いたからたぶん大丈夫だよ。これで掻かずに朝まで眠れたらかなり自信になる。リフレックスに対して信頼できるようになる。とりあえずおやすみなさい。


現在午前一時半。一時くらいに頭を掻いて起きた。軽く掻いたから被害は少ない。だが頭から少し水みたいのが出ているのが気になる。やはり掻いたらおしまいでした。リフレックスはもう飲みません。調子が続かなかったことが精神的につらい。もう無理。