妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

何とか精神科に間に合いました。薬局で包帯と紙テープと赤ちゃん用のムヒを買って、無印でシーツと枕カバーを買いました。無印は少し前にできたショッピングモールの中にあるのですが、思ったよりも距離が遠くてしかも暑くて死にそうでした。やっと着いても無印がどこにあるのかわからなくて無駄に疲れました。でもちゃんと見つかって目当てのものが買えたのでよかったです。あまりに暑くて喉が渇いていたので、ドトールでアイスカフェラテを一気に飲んで急いで精神科に来ました。クリニックに着いたら靴の置き場もないほど混んでいてうんざり…とにかく疲れたから休もう。ちゃんと先生とお話を楽しめるように落ち着けよう。しかし外は暑すぎる。たぶんまた夕立が来るね。早めに帰るつもり。雨になる前に。


混んでいたのは二人連れが多かったせいみたい。やはり人が多いと息が苦しくなる。もうすっかり駄目になってしまった。眠くてたまらない。慢性的な寝不足。痒くて眠れないのは本当に地獄です。ただ眠れないのなら何かほかのことをすることだってできる。そのうちに眠れるかも知れない。痒くて眠れないのはもうどうしようもない。何もできない。ただ苦痛に耐えるのみ。


なんかあんまり楽しくなかったな…ほとんどアトピーで痒くて眠れない話しかしてないもんね。面白い発想も考える余裕がなくて話せることなんて何もないし。せっかく無理したのに。まあ今は仕方ないよ。また調子がよくなって余裕が出てくればまた楽しいお話ができるはず。最近クリニック混んでるな。予約が取りにくい。先生も余裕がなさそうな感じ。なんか楽しいことないかなぁ。はぁ…


インドカレー屋に来ました。ここも混んでる…もう夏休みなのかな。人が多いと落ち着かない。お昼時を避けたつもりだったんだが。はぁ…悪いことは続くものです。だけどそんなに悪いことでもないか。仕方ない仕方ない。すべてに対して諦めの気持ちを持つことができたら楽なのかも。何も期待しないということか。自分にだけ期待して信じるのは自分だけ。今眼に映る世界はすべて自分の脳内で変換された世界。自分のフィルターを通して世界を見ているのです。家に居ても外に出ても何も楽しいことなんてない。あるはずもない。あるはずのないものがあったらいいのに。あるはずのないものがあるはずもないよね。だってあるはずのないものなのだから。疲れた…眠い。


ドトールに来てます。オレンジジュースを注文しました。ここも混んでいる。外は暑いからか。仕方ないな。学生が休みなのは間違いなさそうだ。夏休みはまだだと思うけど。ひさしぶりに外に出てこの暑さだときついな。夏は嫌い。早く健康になってお祭りとか花火大会とか楽しめるようになりたい。健康になってもひとりかも知れないけど病気でひとりよりはましだ。こうなったら開き直って遊びまくってやろう。ひとりでも無理してでも楽しんじゃおう。少しずつでも気力を取り戻していつか必ず復活してやる。このまま終わる訳にはいかない。俺はエリート。病気持ちのエリートなんです。


物足りない。先生とのお話が楽しくなかったせい。僕がこんな状態では楽しめるはずもなく。お互いに体調がよくないと楽しめないのだと思う。そろそろ先生のほかに『ひと』が欲しいな。ものでは駄目なんだ。物欲なんて満たされたような気になっているだけで、実際もので満たされるなんてことはないのです。つまらない。つまらない。つまらない。


午前三時になります。一度目は包帯が暑くて起きた。二度目は頭を掻いて起きた。三度目は手を掻いて起きた。寝る前につけたムヒが合わなかったのだろうか。何故頭が痒くなるのか。手はガーゼか包帯をしていないと掻いてシーツを血で汚すことになる。今日はひさしぶりの外出で本当に疲れていてすぐにでも寝たかったから早めにベッドに入ったというのに。眠い。だけど痒くて眠れない。調子が悪すぎて髪を切りに行けない。アタラックスに期待するしかない。本当は何も期待しないほうがいいのだが。期待すると裏切られるから。先生がアトピーがよくなるように祈ると言ってくれた。先生に祈ってもらえばきっとよくなるよ。僕はひとりじゃない。眠すぎてぶっ倒れそう。なのに痒みが許してくれない。こんな毎日じゃ鬱も悪化するよね。無気力による無関心。何も興味なくなるよ。何もしたくない。すべてがどうでもいい。くだらない。どんどん落ちていく。もう限界です。さようなら。