妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨夜は寝てから間もなく頭を掻いて起きたが大した被害はなかった。以前なら起きなくてもよいくらい軽いものだった。それでも一応起きて掃除をして手の包帯を巻き直してから寝て朝まで起きずに眠れた。10時半頃に起きた。少しずつましになってはきているみたいです。調子が悪いときは被害を最小限にするように努めてひたすら耐えるしかないようです。少しでもよくなってくれば気持ちも上がってくる。リフレックスに抗ヒスタミン作用があるのは抗鬱剤として必要だからなのだろうか。だとすれば痒みが気力を奪うのは理論上仕方のないことになる。気持ちの面だけではないということ。まあそんなことはどうでもいい。理論を楽しむ余裕などないのです。まだまだ苦痛に耐えなければならないのだから。


こめかみから生え際つまりもみあげの上の辺りが痒くて氷で冷やしている。冷たさで感覚が麻痺して痒みは一時的に治まる。しかしまた温まると再び痒くなる。おそらく痒みが強くなることはないのだと思う。一旦落ち着いてからまた痒くなるからそう感じるのかも知れない。だから氷で冷やして痒みが治まってそのまま痒くならなければ理想的なのだが。去年の夏はそうできたのではないだろうか。だからこそ痒くなったらいつも氷で冷やしていたのではないか。この前は3時間冷やしても結局掻いてしまうという最悪な結果に終わった。今夜は違う。少しずつよくなってきているのです。だから今夜はこの前とは違う結果になるはず。期待なのでしょうか。そうかも知れません。少しでもよくなってくればやはり期待してしまう。仕方のないことです。僕は人間だから。何度裏切られても期待してしまうのです。


現在午前5時半。もう出かける気力はなくしました。一度は手を掻いて起きて二度は頭を掻いて起きました。頭はしっかり掻いてしまったのでひさびさに惨状を目の当たりにして精神的に落ち込みました。寝る前のこめかみの辺りの痒みは氷で冷やすことで治まったのに。寝る前は何ともなかった手と頭を掻いてしまう結果になった。眠りに落ちてから痒くなって掻いてしまったようです。無意識の状態ならどうしようもないから仕方ないのだけどやはり気持ちは下がります。少しずつよくなっているはずなのに。期待してしまうから裏切られた思いがする。もうどうしたらいいのか分からない。ようやく長い生き地獄から抜け出せそうな気がしていたのに…何でこんなに苦しまないといけないんだろうか。