妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

やりたいことだけ。僕は何をやりたいのだろう。死ぬまでの時間をどう生きたらよいのか。やっぱりやりたくないことを無理してやっても仕方ないのかも知れないね。いずれにせよ無気力では何もできない。やりたいことさえやりたくなくなってしまう。


痒い…痒くて眠れない。寝ても掻いて起きるはめになる。せめてこの痒みだけでもなくなってくれたら。何をするにも気力がいる。痒みは気力を奪う。アトピーのせいで休職後どうして生きていったらよいのか分からなくなってしまった。休職するときに思い描いていたものが実現不可能になってしまった。僕の第二の人生が壊されてしまったのです。こんなかたちで追い込まれることになるとは予想していなかった。きっとやり直せると前向きな気持ちでいたんだ。何もこの大事な時期に悪化しなくてもいいじゃないか。最悪のタイミングだよ。
今まで何度も乗り越えてきたけれど、今度ばかりはさすがに無理だろうね。限界ってものがあるんだ。ここまで来れただけでも奇跡に近いのに、まだこれ以上僕を苦しめてどういうつもりなんだろう。苦しむべき人間なんて他にたくさんいるだろうに、何で僕を執拗に苦しめようとするのかな。あえて僕だけとは言わない。悲劇のヒロインを気取りたいのではない。僕はただ当たり前の生活がしたいだけなのに、病気が邪魔ばかりするからとにかく腹立たしいんだ。どれだけがんばっても報われないのなら生きていてもつまらないよ。いい加減狂ってしまいそうだ。いっそ狂ってしまいたい。何も分からなくなって何も考えることがなくなってしまえば楽になるじゃないか。もう疲れたんだ…