妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

生活のリズムを変えるには起きる時間と眠る時間を変えるのが一番手っ取り早い。


今夜もこめかみからおでこにかけて、眉毛と目の周辺が痒くてたまらない。氷で冷やしています。氷で冷やすことがよいのか悪いのか未だに分かりません。氷のうに氷をたくさん詰めてガーゼでくるんで患部を冷やす。ただ何もせずに耐えることができないほどの痒みだと感じたときにはこうするより他ない。無理して我慢していても掻いてしまうだろうから。氷で冷やしていると確かに楽になる。例えそれが一時的なものであったとしても、やはり今この瞬間の痒みを楽にしたいと思う。後のことなんてどうでもいいから、とにかく今のこの痒みをどうにかしたいのです。氷で冷やすのはベストではなくベターな方法に過ぎません。単なる応急措置。一時しのぎでしかないのです。だから余程の痒みでなければ氷で冷やすなんてことはしないでしょう。気を紛らすだけで痒みが治まるならそのほうがずっといい。
生活のリズムを変えるためには早寝早起きをしなければならない。だけど寝る前にこうして痒くなってしまうと早寝することはできない。痒みが落ち着いてからでないと寝られないから。寝るのが遅くなっても早く起きるしかない。でなければいつまで経っても生活のリズムは変わらない。生活のリズムが変われば痒くなる時間帯も変わってくるのだと考えています。現在は寝る前という最悪な時間に痒くなることがほとんどなので、何とかしてこの状況を変えなければならない。生活のリズムあるいはペース、内容が症状に与える影響は少なくないと思います。だから生活を見直して変えていくことで病状にも変化が見られるようになるのではないだろうか。期待はしていません。可能性がありそうだと思うからやるだけです。そもそもやってみようと思えるものしかやる気にならないよ。自分にだけ期待しています。


氷は二つ目に突入している。楽にはなったがまだ痒みが残っている。もう寝なくてもいいような気がしている。朝まで冷やし続けるのも悪くない。明日も何もないから。僕は本当は自由なんだ。病気のせいで不自由を強いられているけれど。本当は何でもできるはずなんだ。だけど実際は何もできない。中途半端な病気はつらい。死なない病気は実際いろんな意味でつらいのです。いっそ死ぬ病気ならよかったのにと何度思ったことか。苦しみが本人にしかわからないことが問題なのかも知れません。アトピーも鬱もなった者にしかわからない。軽い症状の人も多いから軽い病気だと思われてしまう。僕のこれからの選択肢は三つ。復帰。第二の人生。自殺。先生ならどれを選びますか?たぶん僕と同じ気がします。『先生と遊ぶ』という選択肢があればいいのにね。そしたら迷うことなく選ぶことができる。


うーん。眠りに落ちかけるとやはり掻いてしまう。3時間氷で冷やしたけれど結局は顔を掻いてしまった。首と耳を掻いて頭も掻きそうになったので慌てて起きたところです。午前2時半になります。手にガーゼを巻くのは暑くて駄目だね。もう少しできれいに治りそうなんだが。掻くと身体中が暑くなって次々とあらゆる場所が痒くなる。潜在的な痒みが至るところに隠れているのだ。連鎖的に痒みが発現して、眠りかけて半分無意識のなか本能のままに掻きむしってしまう。こうして気持ちを落ち着けて体の熱も冷まして痒みを静めないと同じことを繰り返すことになる。
やはり痒くなったらおしまいなんだよね。痒くならないようにしないと。特に眠りに落ちて無意識な状態で痒くなるのはもう致命的です。だから寝る前に痒くなるのは最悪。何とかこのパターンを変えなければ僕の人生が終わってしまう。明日は寝不足でも早起きしないといけない。生活のリズムを変えるためには仕方ないことです。先生も寝てないと言っていた。先生とお揃いの寝不足なら悪くないよ。