妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昼間から目の周り、特に眉毛の辺りが痒くてイライラしていた。皮がめくれている。昨晩は一応朝まで起きずに眠れたけれど顔が痒かったし掻いた記憶もはっきりと残っている。当然掻いた形跡もはっきりと残されていた。寝ている間痒みに苦しんだのに翌日も痒みに苦しんでいるのです。何時間苦しめばよいのですか。掃除をして気を紛らわせてようやく落ち着いてきました。掃除だって本当はやりたくないんだ。だけど粉が落ちるから仕方なくやっているんだ。最近は一日おきのペースで部屋の掃除をしている。それとは別に毎日朝と夜にティッシュで落ちくずをかき集めてゴミ箱に捨てる作業はかかさない。普通ならやらなくていいことです。病気だから無駄に時間と手間がかかる。嫌になるけどやらない訳にはいかないので仕方ありません。ただ生きているだけで疲れる。


一日中顔が痒い。飲み薬は効かない。二週間分が終わるまで飲むつもりだが。抗ヒスタミン薬が終わってもゾロフトは再開しないと決めている。結局アトピーの調子がよくならなければ鬱の調子も悪いままな訳で。ゾロフトを飲んだだけで気持ちが上がるはずもなく。どうしようもない無力感でいっぱいです。掻いても掻いても掻いても掻いても痒くなる。生き地獄の日々に疲れました。


お風呂から出て薬をつけているときにたまらなくなってゴミ箱の上で顔を掻いた。顔中とあごから首の辺りも掻いた。本能のままに。それでも少しの理性で力をセーブしながら。血と水が出ました。痛いのとまだ痒いのが混ざった不快な感じ。遅かれ早かれ掻いてしまっただろうし掻かなければ痒みが治まることはなかっただろう。後悔はしていない。自分を責めることもしない。痒いから掻いただけ。自然なことです。だけど泣きたい気持ち。泣き叫びたい。何もかもが無意味に思える。眠ることさえ。明後日は先生と会える通院日。明日は気分次第。


自分を客観的に見ることは大事だと思う。だけど気持ちに余裕がないと難しい。僕は先生を通じて自分を客観視しているのかも知れない。先生と現実の世界と脳内の世界でお話することを通して、自分のことを外から見つめることができるのです。