妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

(10月12日に記憶されたはずの妄想)
明日は通院日で掃除できないので昨日に続けて今日も部屋の掃除をした。今朝は両方の頬と鼻の下に黄色い汁の固まりが付着していた。寝ているあいだも少し痒かったけど朝まで起きずに眠れた。昼より少し早く起きた。どうしても二度寝を繰り返してしまう。おかしな夢をたくさん見た。気持ちは堕ちている。僕と同世代の漫画家が自殺したらしい。アマゾンで見かけたことがあったから名前は知っていた。漫画家は自殺する人が多い気がする。


衝動的に家から外に飛び出した。車の有無を確認した覚えがない。全力で疾走した。自分の体が壊れてしまえばいいと思った。思いの外気温が下がっていて寒いと感じて息も切れて絶望した気持ちで家に戻った。以前発狂して階段をかけ上ったのと似たような感じ。デパスを飲みました。それから温めたウーロン茶を飲みながら気持ちを落ち着けた。明日の仕事のことで精神的に不安定になっているときに家族が僕を刺激するようなことを言ったのが原因です。明日の仕事がますます嫌になってきた。先のことは考えたくないのです。今のことだけ考えて生きていきたい。


こめかみの辺りが痒くなってきたので気を紛らわすために伸びたヒゲをハサミで切っていた。現在午前2時を廻ったところです。何とか痒みは落ち着いたみたい。昨晩あれだけ掻いたのに何故すぐにまた痒くなるのだろう。まったく理不尽だ。
明日は早起きして仕事をしなければならない。だから早く寝るべきなのだけれど痒くなってしまったから眠れずにいるのです。もしも寝て掻いてしまったら仕事をする精神的な余裕がなくなってしまう。掻いて起きることを繰り返して朝になったらもう起きなければならない。痒みが治まってようやく眠ることができるようになった頃には仕事のために起きなければならないのです。昼まで寝ていることなんて許されない。そんなことになるくらいなら今晩は朝まで寝ないで明日の仕事をしたほうがましだと思う。掻いてしまわないかという不安と明日早起きして仕事をしなければならないという不安で寝るのが怖くてたまらない。今日は発作が起きて衝動的な奇行をしたから余計に気持ちが不安定なのです。不安感と恐怖感で苦しい。正直逃げ出したい。何もかも投げ出してしまいたい。どんなに体調が悪くても結局は無理しなければならないのか。


顔と頭を掻いて起きた。掃除を終えて現在午前4時10分。これから寝ても三時間も眠れない。こんな睡眠時間でも無理して仕事しなきゃならないのか。というか寝たらまた掻いてしまいそうだ。そしたらもう起きる時間。一睡もできずにただ掻いただけで夜が明ける。バカみたいだな。泣きたいよ…