妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩は珍しく痒みで起きることなく朝まで眠れた。でも二度寝を繰り返して昼前に起きた。寝ているあいだに掻いた形跡は残されていたけど記憶はない。街に出かけようと思っていたけど早起きできなかったから家にいる。欲求が足りないから早く起きれない。街に出かける理由が弱いから。先生と遊ぶ約束でもしていたら確実に早く起きるのだが。ひとりで街に出かけてもそれほど楽しめないことは分かっている。心が満たされることはないと知っている。ただ家に引きこもって何もせずにいるよりはましだと思うだけ。何もする気力がない。明日はどうだ。明日の気分次第。


痒くて氷で冷やしている。つまらない日々。つまらない人生。この怒りをどこにぶつけたらよいのだろうか。昼は鬱で何もできなかった。夜は痒くて何もできない。これでは生きていてもつまらないよ。早く死んで楽になりたいと思うのも仕方のないことです。もうとっくに疲れました。僕なりにやれるだけのことはやってきたつもりです。だけど努力が必ずしも報われるとは限らない。本当の意味で完全に休ませて欲しい。僕は死んでも構わない。死にたい訳ではない。苦痛から逃れたいだけです。苦しまなくてよいのならまだ死にたくない。死にたい気持ちは決して積極的なものでなく限りなく消極的なものなのです。


氷で冷やしてからまだ痒みを感じるので、気を紛らすために伸びたヒゲをはさみで切っていました。ようやく痒みが落ち着いてきたようです。ひび割れた手にザーネを塗って包帯をしてから寝たいと思います。これで無事に朝まで安らかに眠れたら満足です。そしたら早く起きて外に出るつもり。楽しい夢を見たいな。先生と夢のなかで会ってお話できたらいいな。