妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

あんまり早く起きれなかったけど街に出かけます。気力もなくて憂鬱な気分でかなり気持ちが落ちている。だけど少し無理をして外に出てきました。空は雲に覆われていてたまに太陽が覗く程度で天気はあまりよくありません。まあ雨が降らなければ曇りで一向に構わない訳ですが。ただ太陽の光がないと体感温度が低くてやや肌寒い。せっかく街に出るのだから少しでも楽しめたらいいと思う。なるべく、それなりに。


田舎は駄目だ。実物を見ることができない。ネットで買うしかないじゃないか。まさか東京までお金と時間をかけて行く訳にもいくまいし。思わず衝動買いをしてしまいました。珍しく自分のサイズに合ったジーンズがあったので。僕はガリなのであまりにウエストが細すぎるのです。まあ新しく興味を持ったブランドの定番なので持っておいて損はないだろう。しかしせっかく試着できると思ったのにな。いくら取扱店と言っても品揃えが悪すぎて役に立たない。期待したからテンションが下がります。やはり服を買うには都会でないと不便ですね。でも都会は人が多すぎて住みづらい。気力さえあれば服を買うためだけにでも東京まで行くのだが。今は地元の小さな街に出るのが精一杯。外に出るということ自体に無理をしなければならない有り様です。否、ここは無理やりにでも前向きに考えようか。
いつものカフェで遅めのひとりランチ。ソーセージの入ったクロワッサンとゴマあんぱんとカフェラテ。途中で何故か少し胃が痛みましたがお腹と心が満たされました。やはりいつものお店は落ち着きます。僕の居場所だから安心できる。さてもうひとつの用事を済ませて帰りましょう。


疲れた…服屋→カフェ。ヴィンテージの家具をキャンセルしようとしたのだが、改めてじっくり見てみるとやはり欲しいと思い直してもう少しだけ待ってもらうことにした。もうすでに気持ちは固まっている。だけど今日は買わないつもりで行ったのですぐに買うことはできない。銀行に行って預金通帳からお金を引き出さないといけない値段だし。
今はテンションが上がっている。上がっているときは自覚しにくいものだけど確実に上がっていると感じている。自己を分析しようとするから分かる。自分を客観視できている証拠だと言えるだろうか。脳内貯金と自分へのごほうびと預金通帳を十分に比較考量して決める。今の自分の置かれた状況とこれから自分の身に起こるであろうことを考えてみる。先のことを考えると苦しみしか見えない。だから今を楽しむべきなのかも知れない。苦痛とのバランスを取ることはストレスをうまく発散することに繋がる。やはり気楽に考えることができない。そもそも気楽に考えようとは思わない。できないと知っているし。不安だから考えることで安心するのです。


僕は完璧主義者だから例えばヴィンテージの家具をひとつ手にいれたら、部屋にあるすべての家具をヴィンテージにしなければ気が済まないような危険性を孕んでいるのです。だから新しい世界に足を踏み入れるのに躊躇してしまう。新しいものと古いもの。コンセプトの異なるものを上手に組み合わせて、自分好みにしていくことを楽しめたら理想的なんだろうなと思います。


やはりネットで服を買うのはリスクが高すぎる。絶対にやめたほうがいい。後悔するのが目に浮かぶようだ。なんか何度も見てたら自分には似合わない気がしてきたし。試着できない時点で諦めるしかない。はぁ…つまらない。テンションが下がる。まあ新しく手に入れたジーンズを楽しもうじゃないか。今あるものを楽しむ。
そして寝る前のこの時間に強烈な痒みが襲ってきているのです。だから余計にテンションが下がって物欲もなくして何もかもどうでもよくなる。左こめかみの辺りがいつの間にやら乾燥して皮がめくれている。何故だ?何をつけても無駄であって、それどころか逆に刺激になって痒みが増してしまう。過去の経験から知っている。だけど何かをしたくなる。何かをすれば痒みが治まるのではないかと思ってしまう。どうにかして自分の心を制御して何もせずにほっとくだけ。痒みはいつかは治まる。掻いて痛みに変わることで治まることがほとんどな気がするけど、できればなるべく掻かないで痒みを落ち着かせたい。今夜は久しぶりの外出のせいで疲れているから早めに寝たいのだが。そんなことすら許されない。生き地獄はいつまで続くのでしょう。死ぬまで…だろうか、やはり。自分へのごほうびをあげる気にもなれないよ。何もする気になれないんだ。ただ痒みに耐えているだけ。本当につまらない。


現在午前3時14分。顔を掻いて頭を掻いて起きて掃除をしました。やはりこういう結果になりました。まだ痒みの残るうちに寝たので当然のことです。顔全体を掻いて少し水が出ました。眉毛も掻きました。頭はあまり痒みはなかったのですが手癖のようなもので軽く掻きました。なので被害は軽くて済みました。目の周りも掻いてしまったので目の病気にならないか少し心配です。痒みは痛みに変わって治まりました。痒くなったらこうなります。仕方ないと前を向いて諦めるしかない。生きていくのなら開き直らなければなりません。死ぬのなら開き直る必要はないのですが。
痒くなったら掻けばいい。なるべく被害は最小限に留めるように意識しながら。掻くことを前提に考えるならば、やはり早めに寝たほうが都合がよい。どうせ掻いてしまうなら眠くなったら寝ればよいのです。早めに寝れば掻いて起きてもまだ時間は遅くない。早起きすることも可能です。無気力になってもどうにかして早く起きることだけは自分に課したいと思う。生活のリズムを整えることはこの悪循環を断ち切る鍵になると考えるからです。今晩はもう遅くなってしまいました。痒みが落ち着くのを待ってから寝ようとしたから。実際はまだ痒みが落ち着く前に寝てしまったのだが。だけどなるべく、それなりに早起きしたいと思います。少しずつでも確実に変わっていけたらいい。開き直ることは大きな武器になります。怖いものなんて何もないのです。病気持ちなりの生き方を模索して生きることが楽しめるようになりたい。