妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩は顔を掻いて頭を掻いて起きた。掃除をしてから寝たらまた頭を掻いているのが分かった。でももはや起きる気力もなくそのまま朝まで眠った。今日はかなり無理をして早起きした。寝不足と無気力。天気がよいので街に出かけます。今週は早起きできている。寝不足でも早く起きている。生活のリズムを整えることが生き地獄から脱け出す方法だと信じている。朝から鼻水が止まらない。体調は悪い。気持ちは低空飛行。眠い…


いつものカフェに来ました。インドカレー屋の前を通って少しだけ迷いましたが、やはり刺激物はよくないとすぐに思い直しました。クロワッサンとあんパンの組み合わせが飽きてきたので、今日はタルティーヌとカフェラテでひとりランチです。タルティーヌは初めて注文しました。先日食べたチキンサンドと同じような感じで、プレートに少しサラダっぽいものが付きます。あくまでサラダっぽいものでありサラダではありません。たまには違うものを食べたいと思うのも食欲が出てきたということなのかも知れません。よい傾向です。


動揺している。気持ちの波が激しい。デパスを飲んだ。少し落ち着こう。何も心配はいらない。ここは僕の居場所。安心していいんだ。


少し落ち着いてきた。こんなときは先生のことを考えよう。先のことを考えたから心がざわついてしまったのか。不意に懐かしいひとに会えたから脳内が制御不能になってしまったのか。一度にいろんなことを考えすぎている。気を楽にしようか。ひとつひとつ考える。少しずつ少しずつ。焦ることはない。明日は通院日。楽しむことを最優先にしよう。今を生きているのだから。生きているうちしか楽しめないのです。残された時間はあとわずか。明日死んじゃうかも知んない。死を意識して今日を生きる。自分へのごほうびをあげよう。


復活するために『もの』の準備をした。これだけ買い物をしたのはひさしぶり。テンションが不意に上がって衝動買いした訳ではない。気持ちは落ち着いている。理想的である低めのテンションではなくやや高めのテンションではあるけど、よく考えて本当に必要なものを選んだつもり。これから生きていくために必要なもの。疲れた。だけど充実感に満ちている。僕はもっと強くなりたい。この世界で生きていきたい。明日は通院日です。このままの気持ちで先生とのお話を楽しみたいと思う。


気持ちは上がれば落ちる。テンション低めになるまで徐々に下げていく。自然にまかせると一気に落ちる可能性が高いので、自分で意識的にコントロールする。こういう考え方は前にもした気がする。上げるよりも下げるほうが簡単とか先生にも話したっけ。繰り返される考え方というのはそれだけ大事なことなのだと思う。


僕の居場所を作ってくれたひとに偶然会った。僕は何も知らずにいたのですね。あのひとはもう前を向いてかなり先のほうまで行ってしまっているように感じた。詳しいことは分からない。知りたい気持ちはあっても聞きたいとは思わない。何か事情があったのでしょう。僕はひとのことを心配している場合ではない。ただひとりのお客としては残念だなと思う。そんな気はしていたけど確かめる前に突然知ることになったので気持ちが付いていかなかった。本当にいきなりだったから。強いひとを見ると自分もそうなりたいと感じる。健康なひとと同じようにはいかないかも知れないけど、病気持ちなりに頑張ろうと思える。今日はいろんなことがありすぎて疲れた。いろんなひとといろんな言葉を交わした。生きていることを実感するような、そんな一日だった。


完全には変えられないから『なるべく、それなりに、できるだけ』を目指す。いつも完璧主義者でいるのは疲れちゃう。


現在午前5時11分です。顔を掻いて起きました。掃除をしました。頭は掻きかけたのですが何とかこらえることができました。半分眠った状態で耐えることができたことは素直にすごいと思います。おかげで被害は少なくて済みました。顔の頬からあごの辺りにかけて掻いてしまってヒリヒリとした痛みを感じます。目が覚めたときは絶望的な気分でしたが少し間を置いて思い切って起き上がりました。残骸を片付けて今は冷静に落ち着いています。思ったよりひどくないと分かって安心したからでしょうか。
あと二時間で起きる時間です。まだ二時間しか眠っていないはず。合計しても四時間。量より質。明日は通院日なので早起きしなければならないのです。先生とお話したいから無理をしてでも早く起きて街に出かけます。欲求による無理なので大丈夫です。今晩は眠りに落ちるときではなく、完全に眠りに落ちているときに掻いてしまった。意識のない状態で起こったことです。だから仕方ない。むしろそんな状態でも頭を掻くまいという意識が働いてそれを留めさせたことを評価すべきだと思う。寝ているあいだに痒くなっても被害を最小限にすることができた。これは自分を誉めてあげたい。