妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

(昨晩記録されたはずの脳内日記)
現在午前4時53分。顔を掻いて頭を掻いて起きました。残骸を片付けました。ガーゼの上からこめかみからおでこにかけて掻いているのが分かりました。意識は朦朧とした状態。そのあと頭が痒くなって掻きました。意識が少しずつはっきりしてきました。被害は僕の今までのなかでは比較的ましなほうでした。ガーゼの上から掻くとガーゼの繊維が患部を傷付けてしまう気がします。やはりこの方法はよいとは言えないようです。結局寝ているあいだに掻いてしまうのだから、ガーゼで覆っても痒みが治まることはないということです。寝る前は痒みを和らげる効果はあるみたいですが。氷で冷やす代わりにはなるでしょう。手も掻いてしまったようです。パジャマにしているカットソーを血で汚しました。手のひび割れもなかなか治ってくれません。血が出るのが厄介なので早く塞がって欲しいのですがうまくいかない。
眠ることも何もかもがどうでもよくなります。こういうときに誰かが傍にいて慰めてくれたらいいのになと思う。先生に慰められたい。先生の知らないところで僕は先生に助けてもらっている。だから僕は先生の役に立ちたい。遊びじゃなくてお手伝いでいいから、先生と同じ空間で一緒の時間を過ごしたい。先生に対する貪欲な気持ちは素直で純粋なものだと信じている。