妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早起きしたって何の意味もない。眠いから寝て痒いから掻いて掻いたから起きて掃除をして、再び寝てまだ眠いから起きれなかっただけ。無理をして早起きするにはそれなりの理由がなければならない。無理をするには義務としても欲求としても弱い。怠けというならそれでもいい。もうどうでもいいんだ。つまらない。絶望的なつまらなさ。外に出ても病気がよくなる訳でない。家にいてもよくならないけど。どちらにしてもよくならない。外に出かけて一時的に気持ちが上がっても家に帰って痒くなれば一気に気持ちが落ちる。結局残るのは疲れだけ。もう何も考えたくない。生きる気力をなくしたら何もかも嫌になる。何もいらない。自分という存在もなくなってしまえばいい。この不便な体を操るのはいい加減うんざりだ。もっと健康に普通の体で生まれたかった。苦痛しかない人生なんてただの罰ゲームだ。苦しみと楽しみのバランスを取ることができない。疲れた。永遠に眠りたい。


ヘッドホンに対する興味もアトピーの悪化とともに失いました。肌に直接触れる機械だから僕には向いていないのです。使ったからといってすぐに何か症状が出るという訳ではないのですが、まあ気分的に嫌な感じがするのですね。使ったときにたまたま悪化したとしても、やっぱりよくないのではないかと思ってしまう。まったく不便な体です。困ったものです。だけどこれが自分の体なのです。この不便で苦痛ばかり生む最低な体は紛れもなく僕だけの体。僕にしか動かすことのできない、他の人にはどうすることもできないこの世でただひとつの肉体。この体を与えられてこの世界に生まれたのだから、僕にはこの不便な体を死ぬまで使い続ける使命のようなものがあるような気がします。最期まで自分を投げてはならない。決して諦めずに自分にだけ期待して人生を全うしたいと思う。


物欲が出てくると気持ちが上がってきたなというのが分かります。物欲というのは物に対する興味ですから、何かに興味を持てる状態にあるということなのだと思います。


眠るのが怖い。