妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

受容は消極的支持。


二度寝をして30分遅れたけど、早く起きたので街に出かけます。自分の居場所に行って自分の存在を確認したい。ずっとこのままではいられないのだから、少しずつ変わっていかなければならないのです。気持ちは落ちているけれど比較的落ち着いている。何かひとつでもいいからよいことがあるといいな。どんなに小さくてもいい。期待はしない。ささやかな願いです。


いつものカフェに来ました。お目当てのパンが売り切れていた。お客はまだ少ない。クロワッサンとクルミとドライフルーツの入ったパンとラテでひとりランチ。ふぅ…癒されました。土日限定の店員さんと言葉を交わしたらテンションが上がってきました。単純です。ピュアボーイが過ぎる。ピュアおっさんか。おっさんの定義がわからない。やっぱり30過ぎたらおっさんなのかな。気持ちが上がると頭と身体が楽になる。軽くなって重さを感じなくなる。安心感。自信がみなぎる。余裕が生まれる。今日は祝日なのに意外と混んでこないな。居心地がよい。自分の居場所。自分の存在が許される。生きていていいんだと思わされる。少し無理をしてよかったな。『小さな幸せ』を感じます。きっかけは外にある。まだいける。いつもこんな心でいられたらいいのにな。今の心だったらずっと生きていたいと思えるよ。


別店舗に久しぶりに行ったら改装して様変わりしていた。カフェに戻ったらいつの間にか混んでいた。歩いて疲れたのでジャガイモの入ったパンとラテを注文しました。今日は空いてるとか思っていたのに甘かった。というか休日は遅めに混雑するものなのかも知れない。起きるのも遅いだろうし。ずっと休んでいると気付かないうちに浮き世離れしてしまうのだろうか。人が多いと息苦しい。まあこれも生きていくためには必要なこと。仕方ないな。気持ちが下がってきたときにどのように対処するか。かなり高度なテクニックが要求される。自制心。自分の脳をコントロールする。すべては自分の脳内で起きていること。


疲れた…疲れた。カフェから走って電車にギリギリ間に合った。こういう時に限って、切符買うのに最後の百円玉が何回入れても戻ってきてしまって焦りまくった。結局千円札を追加して、どうにか切符を手に電車に駆け込んだ。
それからカフェにいるときに、ダウンジャケットの左右のポケットのジップにナイロンが食い込んで動かなくなった。座るときは財布と携帯をダウンジャケットのポケットに入れてジップを閉めている。使うときはジップを開ける。今まで特に注意しなくても大丈夫だったのに。今日だけで左右ともにこんなことになるなんて…だけど無事に直ったのでよかった。不幸中の幸い。もうダウンのポケットには何も入れずにずっと開けたままにしておく。もう直らないかと思った。電車よりこっちのほうが焦った。暑くなって水を飲んでデパスまで飲んだ。パニックになりそうだった。riri社製のジップだったから助かったのかも。
今日はよいことも悪いこともあった。けれど悪いことよりよいことのほうが遥かに大きかったから気持ちは落ちていない。悪いことも結果的には無事だった訳だし。外に出ると色々なことがあるよ。思いもかけないことが起きたりする。それも楽しいじゃないか。家にいれば何もないのだから。


寝る前の時刻。おでこからこめかみにかけての痒みに耐えている。しばらく治まっていたはずなのにまた再発したのか。お風呂から出たときにはすでに皮が剥けていた。保湿はしなかった。経験上保湿は関係ないと結論づけた。保湿は顔も体も最低限にしたほうが調子がよいような気がしている。まったくしないのも駄目だし、やり過ぎてもかえってよくない。バランスが大事。痒みは気力を奪う。痒くなったらおしまい。何もできない。すべてがどうでもよくなる。死にたいと思う。苦しみから逃れるために。生きていく自信をなくす。


無駄かも知れないけれど、こめかみからおでこにかけて化粧水で保湿をした。皮が剥けていると痒くなりやすい。何ともないときもある。保湿したことで逆に刺激になって悪化するということは考えにくい。化粧水は何年も使っているもの。合っているかはともかく悪さはしない。化粧水で保湿して掻いてしまったときは何をしても手遅れな状態なのだと思う。保湿をしてもしなくても同じ結果になる。化粧水を付けたら少し痒みが落ち着いてきた気がする。まだ痒みはある。痒みが治まるまで眠らないほうがよいだろうか。不便な身体。しかしこれが自分の身体。現実を受け止めるしかない。それがどんなに過酷で理不尽なものであっても。気を紛らすためにゲームをするというのはどうだろう。無気力でもできそうだし。PSPを買おうか知らん。痒みという現実から逃れるためにゲームの世界に没頭する。悪くないかも。