妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

二度寝を繰り返して昼まで寝ていた。悪夢を見た。体調は最悪です。どうにかして現実から目を逸らさなければならない。今は現実から逃げるとき。いつも逃げてばかりではいけないけれど、ときには逃げたほうがよい場合もあるのです。すべては自分の脳内で起きている。自分の脳をいかにしてコントロールするか。気持ちが楽になるような考え方ができるように。それは正しいとか間違っているとかそういうことは一切無視して構わない。たとえ勘違いだとしても自分がそうだと思えばそれが自分にとっての現実になる。自分の見えている世界が本当なんです。他人の見ている物とは違っていてもいいのです。自分のことだけ信じて生きていく。


ずっと見ない振りをしてきた。気付かない振りをしてきた。他人からどう見られようと、どう思われようと関係ない。そう自分に言い聞かせてどうにか恐怖から逃れてきた。だけどこうして形として眼前に突き付けられると、自分ではもう制御できなくなる。対人恐怖。醜形恐怖。自分に自信をなくして他人と関わることが恐ろしくなる。克服したと思っていた。けれどそれは違っていたのです。また生きていくことがつらくなってしまいました。死にたい気持ちが強くなってしまいました。どうせ死ぬからどうでもいいのなら、今すぐ死んでも構わないのではないだろうか。もうこれ以上苦しむことはできない。


苦しみながら生きている僕は格好いい。とか思わないとやってられない。勘違いしたまま死ぬまで生きていけるかな。


少しだけ気持ちが落ち着いてきた気がしている。自分が少しでも楽になるような考え方をする。どのように考えたらよいのかは自分で見つけなければならない。僕は考えることは得意。だから答えが出るまで考え続けることができる。考えることはつらかったり大変だったりする。考えることができるというのは僕の才能だと思う。それから考えを言葉にできるという特技も持っている。ずっとひとりで苦しんできたから身に付いたものかも知れない。先生に出会うまでは本当に孤独だった。
すべては自分の脳内で起きていること。死にたい。だけど死ねない。どうせ生きるなら楽しく生きたいと思う。病気持ちなりに精一杯のことはしたい。それでも駄目だったら自分を殺してもいい。だから今は最善を尽くして生きていく。病気持ちなりの生き方でもいい。最期の最期まで自分を諦めてはいけない。