妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早く起きたので街に出てきました。いつものカフェに来てます。一番乗りかと思ったら違いました。今日はパンを買うお客さんの出足が早い。日曜日は遅いはずなのに。実際食べようかなと思っていたパンがすでになくなっていた。クロワッサンとフォカッチャと小さなパンとラテでひとりランチ。土日限定の店員さんの淹れるラテもすっかり安心感です。食後にピンクのレキソタン。ようやく気持ちが上がってきました。テンション低めで落ち着かせる。まだ12時にならない時間。どうやって過ごそうか。
朝の目覚めは悪くなかった。愉しげな夢を見ていた。昨晩の漫画のせい。急に混んできて店内の空気が変わる。まったりしていたのに騒がしくなる。居心地が悪くなったら帰る時間。だけどまだ早すぎる。あーまた同じ家族連れか…ついてない。席を移動しようか。帰るにはまだ早い。自分の居場所のはずなのに、自分のほうが場違いのような気になってくる。もう限界だな。自分が動くしかない。心地よさは自分で作るものなんです。


一旦カフェを出て外歩きをしてきた。何処にも行き場所がないので本屋で少し立ち読みをした。雑誌もくだらなく思えて途中から携帯を弄っていた。カフェが混んでいそうだったらそのまま帰るつもりで本屋を出た。意外にもすいているみたいなので再びいつものカフェに来ました。クルミとレーズンの入ったパンと本日二杯目のラテ。外はかなり寒い。カフェラテで冷えた体を暖める。少し食べ過ぎた。店員さんと言葉を交わして気持ちが高まる。やっぱり僕の居場所。心のなかに自信が生まれる。いつものカフェで、自分の存在が許される自分の居場所で、僕は現実逃避をしているのです。嫌なことを忘れて、よいことだけずっと覚えている。


鬱…だけどすべては自分の脳内で起きていること。自分でどうにかする。僕は強い。強いよ…


知らないほうがよいことが多すぎる。もしも知ってしまったら忘れてしまえばいい。都合のよいところだけ覚えておく。現実は残酷。夢の世界に逃げる人達。低い次元は裏切らない。信じるから裏切られる。それなら最初から信じなければよい。何も信じない。信じられるのは自分だけ。自分さえ信じられなくなったら、そのときは自分を諦めなければならない。限界宣言。


先生に会いたい。泣きたい気持ち。先生なら裏切られても信じる。三つ目の最後の嫌なことが終わったら先生に会える。


どうしたら楽になれるかでなく、どうしたら格好よくなれるか。楽な道でなく格好いい道を選ぶ。楽で格好いい生き方があれば最高なんだが…ないよね。結局ストイックに無理をするしかないのだろうか。それは幸せなの?