妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早く起きれたので街に出てきました。これからいつものカフェに行きます。明日のことを考えると憂鬱になるので、現実逃避をして今日を過ごしたいと思う。外は晴れているけど空気が冷たくて寒い。まだ春は来ない。


いつものカフェに来てます。クロワッサンとジャガイモの入ったパンとラテでひとりランチ。スーツ姿の場違いな人達がいて不快でたまらない。何故ここで仕事の話をする?ドトールとかスタバとか相応しい場所があるだろ。現実から逃れるために来ているのに、こいつらのせいで気持ちが全然落ち着かない。本当に迷惑極まりない。ここは僕の居場所。お前らのような人間の来るところではない。息が苦しい。食後のレキソタンも効果がない。近くで仕事の話をされたら明日のことを考えてしまう。奴らから離れるために、いつもと違う席に座っている。いつも通りでないと駄目なんだ。不安不安不安不安。
明日が怖い。明日が来るのが怖いよ。せっかく自分で自分を動かしても、他人から邪魔をされたらどうしょうもない。息が苦しい。息が苦しい。まだ帰るには早いし、他に行く所もない。だけど居心地の悪いままでいるのも馬鹿らしい。奴らが帰るまで耐えるのもどうかと思う。不運だな。まったくついてない。何もいいことなんてないよ。生きていても悪いことばかり。悪いことを記憶の底に沈められるほど、よいことなんてあるのだろうか。量より質。そうだね。外歩きをしてこようかな。奴らがいなくなるまで。また変な人達が増えた…もう限界だ。こんな日もあるさ。帰ろう。


街の滞在時間一時間半。今日は居心地が悪すぎた。時間は関係ない。これも量より質か。まあ質も悪かった訳だが。でも店員さんと言葉を交わしただけでも外に出た意味がある。社会で生きていくには他人の存在から身を守らねばならない。特に自分にとって不快な人間に対してどのように対処すればよいかということは重要な問題です。今回は他人から離れることを選んだ。間違ってなかったと思う。状況に応じてできるだけ最良の選択をする。社会で生きていくために必要なことです。


発狂の予感。どうにか気持ちを静めた。もう自分では制御できないほど、心が不安定になっている。何もできない。新しい道なんて最初から無理だったのです。今の道から逃げるために作った抜け道に過ぎない。行き止まりの道です。結局は無理をしてでも、死にたくなる程の苦痛に耐えてでも、今の道にしがみついて生きていくしかない。死にたいけれど死ねないからというだけの理由で生きていく。もう疲れ果てた…


新しい道はできそこないの道。逃げ道。もう行き止まりです。追い詰められた。追いつかれてしまう。どこにも逃げられない。諦め。限界。死。


新しい道なんて僕の本当にやりたいことなんかじゃない。僕はただ先生と同じところに行きたかっただけなんだ。僕にはやりたいことなんて何もない。


夕食後にいつものレキソタンと一緒にデパスを2錠飲んだ。少し楽になった気がする。
僕は自分がどうしたいのか、自分の本当の気持ちすら分からなくなってしまった。分かるのは死にたいということだけ。楽になりたい。逃げたい。弱い人間ですね。


明日のためにヒゲを短くした。逃げたい。けれど実際僕は逃げない。ちゃんと現実と向き合っている。僕はいつでも闘っている。ストイックに生きる姿は最高に格好いいはず。やるときはやる。今までもこれからも。まだ諦めるのは早い。


現在午前3時13分。頭を掻いて顔を掻いて起きました。夜中に起きるのは久々ですが、最悪なタイミングでやって来てくれました。粉と血にまみれた枕を見て思わず笑ってしまった。本当は泣きたいはずなのに。発狂衝動を抑えつつ掃除を済ませた。もうここまでされたら開き直るしかない。不運とかいうレベルではありません。確かにこれは笑うしかない…こんなになっても明日は無理するんだろうね。自分が可哀想になるよ。