妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早めに起きたけれど雪が降っていたので外に出なかった。午後になって外はすっかり晴れた。明日は天気がよいみたいなので街に出かけたい。昨日の疲れを感じる。昨日は終わった。今日はゆっくり休もう。


一時間もうたた寝してしまった。悪い夢を見た…うたた寝で悪夢を見るなんて滅多にあることじゃない。昨日の精神的なダメージがいかに大きいかを物語っている。どちらの道も進めなくて発狂する様を見た。
紅茶を飲んで気持ちを落ち着かせた。お菓子を我慢した。先生とお揃いなら平気。明後日は通院日。もうすぐ先生に会える。早く会いたい。お手伝いの約束ができたらいいなと思う。期待はしない。


すべてが中途半端だから苦しい。いっそ何も分からなくなってしまう程に狂ってしまいたい。昨日大きな病院でそんな人を見た。ある意味でうらやましいと思った。ある意味で幸せそうな気がした。僕もどうせなら死ぬ病気がよかった。いや健康ならよかったんだ…健康ならよかったよ。


今日は一日中苦しくてたまらなかった。鬱がひどくなると体が動かなくて、何をするにも時間がかかり過ぎて自己嫌悪になる。焦燥感と不安感と恐怖感。昨日の後遺症であることは明らかです。相手のペースに飲まれて、僕は予定外に無理をすることを余儀なくされた。甘かった。油断していた。結局は組織の人間であると感じた。やはり信じることはできない。
死にたいと思う。だけど死んだら先生に会えなくなる。死んだら先生とお話できなくなる。僕は先生がいるからまだ生きています。先生と一緒に死ねたら…なんて黒い考えさえ抱いてしまう。先生と一緒に生きるほうがいいか。先生がいなかったらとっくに死んでる。生きることは苦痛だから、先生の存在のせいで死ねないとも言えるだろう。先生の存在はよいことであり、同時に悪いことでもあるのかも知れない。それは僕の気持ちが生に向かうか、それとも死に向かうかで変わる。今日は死に向かっていた。明日はどうだろう。