妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

二度寝を繰り返して11時半に起きた。薬を飲むためだけに早く起きるのは難しい。昨晩はなかなか寝付けずにいた。眠れないのはほっとくだけなので、眠りに落ちるまで自然に任せた。先生のことを考えていた。外は雨。まだまともな食事がとれていないせいか、体がふらつく感じがする。しばらく街に出かけていない。体調と天気のふたつがよくないと街に出られない。止まない雨はない。か…


最近気持ちの波が激しい。上がったり下がったりで疲れる。気持ちが安定しないのです。気持ちの上がっているときと下がっているときとでは、考えることがまるで違う。全然別人みたい。前向きになって自信に満ちている自分と、卑屈になって何もかも嫌になっている自分。どちらが本当の自分なのだろう。きっとどちらも自分なのだと思う。強い自分と弱い自分。弱さを知っているから強くなれる。どちらも必要で、どちらも大事です。僕は人間らしい人間。上がったり下がったりして生きていく。疲れるけれど、それが生きることだと思うから仕方ない。生きることは大変なのです。


ようやくまともな食事にありつけた。昨日から胃腸薬を飲んでいます。感染性胃腸炎の診断だったけれど、僕はストレス性の胃炎だと思っている。信用できない医者だったから、誤診の可能性を否定することはできない。感染性でないとすれば抗生物質は必要ない訳で、本来必要のない余計な薬を飲まされていることになります。僕は医師不信だから仕方ない。先生しか信じられる医者はいないのです。今日は何だか体がおかしかった。今はやっと脳と体が一体になった気がしている。明日はちゃんと一日を過ごすことができるだろうか。今日は療養に専念するしかなかった。気力を取り戻して先生の依頼に没頭したい。