妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

症状は悪くなったりましになったりを繰り返すのみ。症状の出る場所も変わる。悪くなる理由もましになる理由もわからない。もうこんな病気に付き合っても仕方ないのではないか。さすがに愛想が尽きた。こんな訳のわからない物に振り回されていたら、本当に何もできないまま終わってしまう。病気と向き合い過ぎてはいけない。特にこんな病気は。せっかく努力しても報われない可能性が高い。無駄なことをして徒労に終わるだけ。もう疲れた。病院に行っても治らない病気。患者のやれることには限界があるのです。絶望して死ぬか開き直って生きるか。死にたくても死ねないから生きるほうを選ぶ。


ヒゲをハサミで短くした。時間がかかった。無気力だから少し切るだけのつもりだったのが、いつの間にか最後までやらないと気が済まなくなっていた。まだ眠くなかったからちょうどよい時間になった。明日は通院日。先生の夢を見たい。