妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早く起きたので街に出てきました。ドトールに来てます。今日も鼻炎に悩まされている。ポケットティッシュを持ってきました。外は雨だったけれど明るくなってきている。どうやら不安定な天気らしい。気持ちは落ちている。底なし沼から這い上がれない。通院日まで一週間を切った。早く先生に会いたい。先生に会うまでに少しでも成長していたいと思う。
他人がみんな眩しく見える。寂しく侘しい場所のほうが僕には似合っている。まあ実際にそんな所に一人で行ったら、そのまま帰ってこれないような気がするけど。だが似合っていることは間違いない。しかし一人では楽しめないだろうし、そんな場所まで行く行動力を持ち合わせていない。僕は行動力がない。決断力もない。経営者にはまったく向かない。本当はひとりでできる仕事がしたい。組織の中ではうまく馴染めない。追い詰められている。終わりのときは近付いている。そのときが近付いてくる。逃げたいけど逃げられない。現実逃避しても現実は変わらない。OD、自殺。ここから逃げることしか考えられない。


いつものカフェに来ました。観光客か知らないがリア充集団がいて居心地が悪い。他人が怖い。パニック発作が起きそう。やはりGWに外に出るのは危険だ。とはいえそれだけの理由で家にいるのも悔しいような気がする。今日はなけなしの勇気を出した。憂鬱な気持ちだったけど自然に言葉が出ていた。意外な事情が分かってよかった。意外で少し複雑な気分…まあ勇気を出せたことを評価すべきだ。少しだけ自信を取り戻せたような感じがする。
しかし何だかんだ言って、普通の人達は普通の人生を送り普通に楽しんで普通に幸せになるんだね。普通でない僕には想像することもできない生活。やはり普通の人達と同じことはできない。仕事とか苦しいことだけ同じなんて理不尽にも程があるでしょ。それなら楽しいことも同じにしてくれよ。はぁ…こんなことを考えたって虚しくなるだけ。外に出なかった理由って、普通の人達を見て自分の惨めさを知るのが怖かったからなんだよね。外に出ても自分と同じような人間ばかりだったら何の問題もない。僕らのような日陰の人間は家に引きこもりがち。外にいるのは明るい普通の正しい健康な人間ばかり。理不尽ですね。理不尽なことは許せない。どうにかしたいですね。死ぬ前にどうにかしたい。とりあえずは自分の道に没頭するしかない。今やれることをやるしかない。その積み重ねがいつの日か報われることを信じる。それは自分を信じること。自分を諦めないこと。


いつものカフェでクロワッサンとジャガイモの入ったパンとラテで憂鬱なひとりランチ。食後にレキソタンデパスを2錠ずつ。薬に頼っている。依存している。だけど今はそれでいい。飲みたいから飲んでいる。ただそれだけ。僕のお守り。あくまでお守りに過ぎない。


疲れた…だがやはり勇気を出したのは正解だった。言葉をかけてもらえたからだ。一度踏み出してしまえば次からは自然な関係になれる。やはり言葉を交わすと癒される。ひとりはつまらない。けれど店員さんと言葉を交わすだけで心が温かくなる。最初は社交辞令でも次第に裏のない言葉を交わせるようになる。それは僕にははっきりと分かる。嘘か本心かは敏感に聞き分けることができる。またより一層居心地のよい場所になるような気がしています。僕の居場所。今日は気持ちの上がるきっかけが見つかった。自分から動いたお陰。いくら待っていても『きっかけ』はやって来ない。ほんの少しの勇気が必要なんだ。無理をしても外に出る意味はある。すべては自分の脳内で起きている。僕はまだ死んでない。死んでいるはずはない。


廻り道して帰ろうか。たまには景色を楽しむのも悪くない。


右の親指を怪我した…よかれと思ってやったことが裏目に出る。せっかく上がった気持ちが痛みと共に地に落ちた。いつもと違うことをすると失敗する。痛みなんて痒みに比べれば何でもない。嫌なことは記憶の底に沈めよう。


ひどい下痢をした。また胃腸炎になったのかと思った。最初は胃に激痛が走り、トイレに行く度に痛みはお腹のほうへ下がっていった。4、5回繰り返してようやく治まった。夕食がまずかったようだ。やはり胃腸が弱っている。悪いことは続くものです。怪我をして下痢をした。いつものカフェまではよかったのに。よいことは続かない。仕方ない。そういうものだよ。だってここは理不尽な世界だもの。ここで生きているのだから仕方ない。便利な言葉だね。『仕方ない』。


眠くなったら眠る。あくびが出たらその証拠。それがいいのかも。眠いから寝るよ。おやすみ。