妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早起きしたので街に出てきた。ドトールに来ている。食欲がないのでアメリカンだけ。ミラノサンドも飽きてきたし。寝ている間に掻いたような記憶と実際掻いた形跡が残されていた。眠れただけましか。薬の飲み過ぎは胃腸にも負担になるのだろうか。肝臓には悪影響がありそうだが。ようやく明日でGWが終わる。いつも通りに戻れる。でも連休中にこれだけ街に出ているということは、僕のなかで連休だという意識が希薄だからなのかも知れない。他人のこと、世の中のことに無関心になっているせいだろうか。来週は忙しくなりそうだ。体調を整えておく必要がある。僕は修行中の道士。


最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪…泣きたい。泣きそうだ。傍若無人。自分のことしか見えない。周りに気を使うことを知らない。理不尽なことは大嫌いなんだ。昨日から悪いことばかり続いている。今日もまた悪いことが続くのか。余りに腹が立って怒りを醒ますために外に出た。いつものカフェから出たのだ。やはり連休中は外に出ないほうがよいのだろうか。ひとりでは集団に勝てない。人がたくさんいると吐き気がする。人が怖い。いつもは僕の居場所のはずなのに。
行く当てもないのでまたドトールに来てます。今度はアメリカンとミラノサンドB。最初からこうしておけばよかったのか。ここで狂ってしまったのか。怒りをぶつける方法がないのでまた薬を飲んで自分を壊した。レキソタンデパスを2錠ずつ。本当は1Tくらい行きたいところだが、あいにくこれしか持っていない。それにさすがに外ではODできない。いつものカフェから邪魔者達が消えるまで待つ。せっかく街に来たのだから。このまま帰る訳にはいかない。今はドトールのほうが居心地がよい。皮肉だな。もう僕のような人間は誰からも必要とされていないような気がしている。死んだほうがいいような、生きていてはいけないような気がしています。先生の存在があって本当に救われる。僕はひとりじゃない。先生だけいればそれでいい。


いつものカフェに来ましたが…団体客ばかりで席が空いていない。辛うじて空いていた椅子に座る。居心地は悪い。今日は不運としか言いようがない。何も満たされない。人が怖い。人が怖い。人が怖い。息が苦しい。帰りたいと思ったのは初めてかも。ここは僕の居場所ではない。僕が場違いなのです。いなくていい人。いてはいけない人。こういうときもあると知っている。頭では分かっているけれど心ではどうにもならない。同じ脳なのに。こんな日に来た僕が悪い。みんな僕のせいだよ。自分を責めたほうが楽だ。他人を責めても仕方ない。自分なら謝ってくれる。反省してくれる。後悔してくれる。クロワッサンとラテを注文したけれど喉を通らない。僕には先生がいる。僕はきっとひとりじゃない。


店員さんは僕が途中で店を出た理由を知らないでいた。どうしたの?と聞かれた。無理もない。すべては僕の脳内で起きたこと。僕に心の余裕がなかったから。にしてもあの客の態度はひどかったけど。僕が子供だったということにしておく。まだまだ修行が足りませんね。土日限定の店員さんと一言も口を聞けないままだった。せっかく土曜日に行ったのに。すべてのタイミングが悪かった。悪いことは続くくせに楽しいことは何もない。先生と遊びたい気持ちが強くなってしまうよ。保留されたお預けの約束。期待はしないけれど楽しみにはする。外はやけに暑いし疲れただけだった。対人恐怖というか集団恐怖なんだと感じた。今日はひとりのお客なんて僕以外誰もいなかった。みんな賢いんだね。僕は馬鹿だ。駐車された車のナンバーを見ると県外のが多かった。観光客。観光客は嫌いだ。僕の居場所が汚された。いや最初から僕の居場所ではなかったのかも。
嫌なことは記憶の底に沈めよう。いつも沈めてばかりだな…何もかも忘れて自分の道に没頭しよう。他人に振り回されるなんて馬鹿みたいじゃないか。すべては自分の脳内で起きている。嫌なことはみんな自分が作り出した絵空事。ノンシャランで行こう。


まあ今しかできないことをしているだけさ。こんな生活はもう終わるんだ。もっと気楽に考えればいい。僕はエリートだ。僕に相応しい生き方をする。駄目なら死ぬだけだ。


部屋の掃除をした。頭のなかのごちゃごちゃしたものも吸い取りたい気持ちだった。薬を飲みたい気持ちとアルコールを飲みたい気持ち。もうそういうものに依存しないとやってられない。悪いことが続いて発狂寸前。疲れて何もできない。掃除をしただけで限界です。今日は最低な一日だった。家にいたほうがまだましだったかも知れない。何一つ報われない。人間なんて大嫌いだ。


TはtabletでSがsheetの略か。何故かTがシートの意味だと思い込んでいた。1Sとかあまり使われない気がしていたせいか。僕がこれまで1Tと言っていたのは実は1Sのことだったのです。つまりレキソタン1T飲んだというのは1Sつまり10T飲んだということだったのだ。どうでもいいことだが間違いに気付いてよかった。こんな知識はないほうがいいのだろうけど。


せっかく自分で見つけた僕の居場所。絶対になくしたくない。僕の存在が許される数少ない場所なんだ。自信を持っていい。明日は何事もなかったように、いつも通りにドアを開けるんだ。


寝る前の時間、左のこめかみの辺りが痒かったのでPSPをして気を紛らせた。不思議と痒みは治まるものだ。ゲームをすると少し目が痛くなるのが気になるのだが…まだ眠くならないのでヘッドホンで音楽を聴いている。このまま痒みが再発することなく、朝まで起きずに眠れることを切に祈る。この方法はいつ寝ても許される今だからこそ可能なのだ。つまりいつまでも使えるものではない。あくまで臨時的なものに過ぎない。結局のところ痒くなるうちは仕事ができないということになる。厳しい現実が突き付けられる。しかし今できるだけのことをやるしかない。実際今のことだけ考えて今を生きるしかないではないか。