妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

無理をして仕事をした。せっかく早起きしたから街に出かける。死にたい気持ち。病気持ちのくせに健康な人間と同じように生きようとするから苦しいんだ。病気持ちなんだから病気持ちなりの生き方でいいはず。というか病気持ちなりの生き方しかできない気がしている。健康な人間と同じことはできない。もう普通のふりをするのは疲れてしまった。僕は普通じゃない。病気なんだ。病気だから仕方のないこともあるだろう。病気のせいにして逃げるのではない。できないものはできない。もう本当に疲れた。


ドトール→カフェ。憂鬱すぎて頭が重い。外が明るすぎて苦しい。仕事の疲れもあるだろう。電車の中では眠気が強かった。いつものカフェに新しく入った店員さんを気遣う。本当はそんな余裕なんて全然ないはずなのに。ボーイッシュな印象。ヨコハマ買い出し紀行のマルコさんみたい。クロワッサンとラテでひとりランチ。ドトールではミラノサンドCとアメリカン。食べたいものは食べたほうがいいような気がしている。もう悪そうなものは無意識に避けるようになっている。無理に制限すると食欲がなくなっていく。食べることに楽しみを見出だせなくなる。これが進行していけば拒食症になる可能性も十分にあると思う。何でも極端なのはいけない。すべてはバランスが大事。
今やれることはやっているつもり。最善は尽くしている。だけど現実は思うようにいかない。心が折れる。がんばっているのに報われないとやってられなくなる。無理をしてやることはやっている。今朝だってそうだ。寝ている間に掻いてしまって眠りの質は最悪なのに、ちゃんと早く起きて仕事をした。逃げようと思えば逃げられるのにあえて逃げずにいる。そこは自分を誉めてあげたい。それでも自信にはならない。ただただしんどいだけ。光は見えない。明けない夜が続いている。


街に出てひとりランチをしてパンをテイクアウトすると結構お金がかかる…無職になったら貯金なんかあっという間に尽きてしまう。お金の心配は焦燥感と不安感を煽る。やはり仕事をしなければ生きていけない。それは病気持ちでも例外ではない。結局は無理をしなければならない。生きているだけで許されるなんて幻想に過ぎない。現実から逃げ切るなんて不可能だ。悪い人間、ずるい人間が得をする。僕らは損をするばかり。理不尽な世界で暮らしている。今も昔も世の中なんて理不尽でしかない。人間の世界も動物と同じで弱肉強食なんだ。病気持ちが幸せになれるはずがない。そろそろ限界が近付いている。


自分の道に没頭して現実逃避するしかない。それしかない。現実から逃げながらでないと生きられない。現実と向き合ってばかりだと息がつまる。窒息してしまう。現実からの程よい距離感。近づき過ぎても離れ過ぎても駄目なんだ。今は近すぎる。もう少し離れよう。


久しぶりにエヴァのDVDを見た。一気に1巻分4話見た。完全にアニメの世界に引き込まれた。現実から逃避することができた。エヴァは心理描写を核としているように思われる。自分とシンジを重ねて容易に感情移入してしまう。もう午前2時を過ぎた。現実から逃避したまま朝まで眠りたい。