妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早起きしたので街に出かけます。朝の準備に時間がかかってしまった。鬱で体が動かなかったせいと、寝ている間に掻いた形跡を片付けるのに手間取ったせい。両方の頬から汁が出て凝固していた。水に近いぬるめのお湯で顔を洗って、見た目はましになったけど鈍い痒みが続いている。皮膚科に行こうかなと思う。前とは違う病院。標準治療で構わないから症状を和らげたい。もう疲れたんだ。薬に頼るしかない。


いつものカフェに来ました。混んでるな…外は暑い。電車は冷房が効いていて少し寒かった。ほとんど寝ていたけど。量は足りているはずだから質が悪いんだろうな。はぁ…家にいるのが嫌だから外に出るだけ。気持ちの上がるきっかけなんてもう期待してない。いつの間にかそうなっていた。気持ちは落ちている。でも落ちたままでいいと思う。顔の痒みが落ち着いた。
クロワッサンとソーセージのデニッシュとラテでひとりランチ。久しぶりにソーセージを試してみた。やはりしつこいと感じる。お肉も甘いものもおいしいと思えない。たまに食べてみるけどしばらくはいいやって感じになる。また食べたいと思えば食べればいいし、食べたいと思わなければ食べなければいい。ただそれだけのこと。食べ過ぎることは絶対にないからこのままでいいんだと思う。食欲自体がないというのも結果的にはよいほうに向かうのかも知れない。ラテだけでもお腹は満たされる。飲み物だけでいいような気がしている。食べ物は最低限で。カフェで主婦に囲まれている。主婦と目が合うことはない。


ミサトさんより体重が少ない…体重が増えることに抵抗を覚える。拒食症の前兆だろうか。食欲もないし。筋力をつけてガリガリにはならないようにしているつもりだが。細いけど筋肉質な体が理想なんだ。筋トレはアトピーのためでもあるんだけど効果は感じられない。ただ体を鍛えると自信になるから、精神的にはよい効果があると思う。


銀行に寄ってからドトールに来ました。アメリカンを飲みながら先生のことを想う。明後日は通院日。体調を整えておきたい。ドトールではアメリカンだけでいいような気がしている。今日は時間が遅かったからカフェに直行したけれど、いつもの時間に街に着いてカフェが開くまでドトールで時間をつぶす時でも、もうミラノサンドは食べずにアメリカンを飲むだけにしようかなと思う。ミラノサンドもそろそろ飽きたし、何より食欲がないから。いつものカフェの帰り際に店員さんと少しだけ言葉を交わした。ほんの少しだけだけど心が暖かくなった気がした。僕は病気持ち。だけど逃げずに闘っている。逃げたら今より苦しくなるから。やっぱり負けたくないから。病気に。普通の人達に。そして自分自身に。『自分』というのは最大の敵であり、最高の味方である。僕は最期まで闘い続ける。やりたいことをやってから死にたい。それまでは死にたくない。


無理をしてシーツを替えた。月一を目安にしたい。盲点かも知れないから。期待はしない。とにかくやれることをやるだけだ。


そろそろまた発狂しそう。発作というか。些細なきっかけさえあれば爆発する。衝動的に危険な行動をとることも十分に考えられる。家族とは話さないようにしていたほうが安全だな。いつも話すことなんてないけど。この家では僕はいつも独り。居場所なんてないんだ。誰も理解しない。みんな僕が悪いんだ。僕はここにいてはいけない。


やっぱりストレスか。暗黒組織のせいだ。気違い上司のせいだ。あいつのせいだ。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる…


現在午前3時26分。頭を掻いて起きました。久しぶりの惨状で掃除にかなり手間取った。精神的に参ってしまっていたので、動きが鈍かったかも知れない。まさに地獄絵図だった。寝る前に頭に何かが凝固したようなものが認められた。以前もそのようなときがあって掻きまくったのを覚えていた。嫌な予感はしていた。何もシーツを替えた日に生き地獄にならなくてもいいのに。せっかく無理したんだから。まあこっちの事情なんて考慮してくれるはずないよね。病気は残酷なものだから。
やっぱりせっけんが合わないのかな…でも元に戻しても変わらなかった記憶が微かに残っている。まあとりあえず試してみる価値はあるか。他の選択肢としてはローションのステをつけるか、あるいはよくなるまでひたすら耐え続けるか。はぁ…ただでさえ鬱なのにさらに追い討ちをかけるように生き地獄になるとは。最近調子悪いな。確実に悪化している。今年に入ってから去年よりだいぶましになってきて、このままきっとよくなると思っていたのだが。現実は厳しい。原因も治療法も分からない。まるで見えない敵と闘っているようだ。