妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

鬱…横断歩道を信号が青になったのを確認して渡ったら、左折の車がスピードを上げて突っ込んできた。轢かれると思った。止まると思いきや逆にアクセルを踏み込みやがった。生存本能で反射的にかわした。あんな危険な運転する人間は車に乗ってはいけない。僕は死にたいと思っているけれど、そんな人間に殺されたくない。
いつものカフェに来ている。混んでいて居心地が悪い。まだ夏休みなのか?孤独を感じる。二人連れ。家族連れ。劣等を感じる。高級車。死にたい。死にたい。死にたい。あのとき車にぶつかって頭をアスファルトに叩きつけたら死んでいただろうか。店員さんはみんな優しい。救われる気持ち。それでもたまらずレキソタンデパスを飲んだ。薬に頼る。先生に頼る。海老と卵のサンドイッチのランチセットとラテでひとりランチ。新しい定番になった。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。僕もがんばらなければ。僕もがんばりたい。先生とお揃いになりたい。息が苦しい。自信をなくす。やはり休みの日はカウンター席が安全か。時間がいけないのかな。開店直後は避けたほうがよいかも。疲れた…でも店員さんと言葉を交わして癒された。今の僕にとっては天使の笑顔だ。本当に救われる。


僕は病気持ちのエリート。自信を持つんだ。僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。先生がいればそれだけで生きていける。他人のことはどうでもよい。僕はがんばっている。先生とお揃いでがんばっている。


『刺激』でなく『癒し』によってテンションを上げる。テンションは低めでちょうどよい。そんなに高い必要はないんだ。無理に醒めたものを引っ張り出してきても無駄かも知れない。残ったものがあるのだから、それを楽しめばいいじゃないか。今は新しいものを受け入れる余裕もない。今好きなものを楽しむ。今あるものを楽しむ。