妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

結局は仕事とアトピーの二つの苦しみに耐えている。結局何も変わらない。結局は死ぬまで生き地獄じゃないか。


今日は診療日。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。先生はがんばっている。僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。あと3日がんばれば先生に会える。それだけを支えにして生きていく。先生の存在があるから無理をしてまで生きている。その価値はあると思うから。


今日こそはパスタのお店でひとりランチできると思っていたのに…車が止まっていないから空いている、ラッキーと軽い足取りでお店に入ろうとしたら休みだった。明日は定休日だから連休だってさ。あまりにも不定休が多い。前も火曜日が休みのときがあった。他の曜日だって安心はできない。いつも休みかも知れないと覚悟して行ったほうが、がっかり感はいくらか少なくなるだろうか。よいお店なのに。もったいない気がする。常連になりたいのに何度も裏切られたら行く気が失せる。それでも他に行く所がないから仕方ない。今日の帰りはかなり落ち込んでいた。お店が休みでさらに鬱になったのは言うまでもない。この街で唯一の楽しみなのだが。食事に気を使うのも難しくなってきた。仕事をしていれば、どうしても手軽なものを口にせざるを得ない。なるべく、できるだけ、それなりに。どうせ何を食べてもアトピーの症状は変わらない。過食と偏食だけ避ければ十分だ。もう疲れた。これ以上苦しむ余裕はない。


鬱状態でショックなことがあると、思い詰めてしまうほどひどく落ち込む。それがどんなにささいなことであっても。パスタのお店が休みだったことは、今の僕にはささいなことに思われなかった。自分の居場所が何処にもない。誰からも必要とされない。無価値な人間なんだ。絶望的な気持ちになった。だけど僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。先生がいて本当によかった。先生の存在に救われる。あと二日で先生に会える。それを考えるだけでがんばることができる。限界を超えることができる。キャパシティが少し広がる感じ。


疲れた。眠気がひどい。今夜も早めに寝るか。僕は病気持ち。できないことはできない。前向きな開き直り。病気持ちのプライド。先生とお話したいから、明日も明後日も無理をする。ただそれだけ。先生がいるから僕も生きている。先生がいなくなれば僕も消える。