妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

台風は寝ている時間に通り過ぎていきそうだ。それにしても眠くてたまらない。奇跡的にパスタのお店が開いていたので、イタリアンのお総菜を買ってまともな夕食がとれた。疲れている。とりあえずやるべきことを済ませてしまおう。休み明けが一番きつい。早めに寝て明日に備える。先生の存在を思い浮かべたら心が軽くなる。


やはり一時間かかる。週一しか無理はしない。病気持ちには負担が大きい。何を言われても堂々としていればよい。できるだけのことはやっているのだから。健康な普通の人達と同じことはできない。病気持ちなりに、できるだけ、なるべく、それなりにやるしかないのだから仕方ない。僕は開き直る。人には事情があるんだ。自分の物差しでしか考えられない、他人を思いやることのできない人間の言うことは聞くに値しない。そんなの気にしない。僕はよくやっている。先生もそう思ってくれている。僕には先生がいる。唯一の理解者。心の支え。僕はひとりじゃない。自信を持って生きていく。