妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

頭が痛むのでデパスを4錠飲んだ。パスタのお店に来ました。心をリセットする必要がある。クルミとイチジクのタルトとルバーブのタルトとカプチーノでひとりカフェ。お茶と言うよりカフェと言ったほうがしっくりくる。夕食のためのお総菜もちゃんと確保した。食欲はあまりない。けれど最低限の栄養は摂っておかないと仕事に耐えられない。最悪倒れてしまう可能性さえあるだろう。
自分の居場所とまではいかなくても、こうして気持ちを落ち着ける場所があるというのは大切なことだと思う。そして何よりまともな食事ができるのはこのお店しかないんだよなー。今週は火、水以外は開いているようだ。今日を入れれば6分の4、約分して3分の2は楽しめるはず。今週まで仕事は3時終わりなので、仕事帰りにひとりカフェをして、夕食はイタリアンのお惣菜とライス。小さな楽しみ。小さいけれどその効果は大きい。あるとないのとでは大違いだからね。このお店を見つけたのは幸運だった。パスタ好きな先生にここのパスタを食べさせてあげたい。先生の存在を思い浮かべると心が軽くなる。僕はひとりじゃない。僕には先生がいる。先生さえいれば僕は生きていける。


まずやるべきことをやってしまって、時間が余ったらゆっくりする。時間がなくなったら明日に備えて寝るだけ。まだ頭痛が残っているのでまたデパスを4錠飲んだ。薬に頼るのは先生に頼るのと同じ。先生が僕のために処方してくれたお守り。夕食は満たされた。海老とアボカドのサラダと季節の焼き野菜とメカジキ。メカジキはムニエルに近いカツレツ風。トマトと不思議とよく合う。やっぱりメカジキか鶏肉がいいね。だけど密やかに目玉焼きの復活を希望します。


明日から5日連続か…まあ一日を五度重ねるだけ。最初から五日間を考えるよりも、毎日その日一日を考えるほうが楽になる。もうやるべきことをやってしまった。後はヒゲを適当に短くして寝るだけ。嫌なことは早めに片付けてしまうのがいい。先生が心配だな。だけど休んでいた頃のように、先生のことばかり考える余裕は今の自分にはない。だから先生の悩みを聞いて負担になることはない。僕は先生が話したいことをちゃんと聞いてあげることしかできない。でもそれは僕だからできること。先生に信頼されている証拠。僕は先生に認められている。自信を持っていいんだ。