妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

今日から一日勤務。帰り道はもう真っ暗です。パスタのお店に来ている。期待してなかったけれど、夕食にパスタを食べることができた。トマトソースのパスタと季節の焼き野菜とカプチーノでひとりディナー。上質なオリーブオイルを使っているのが分かる。野菜の中に辛いものが混じっていた。緑色した唐辛子かも知れない。舌がヒリヒリする。これはなくていいな…
今日はおろしたてのネクタイをコーヒーで汚してしまった。慌てて飲んだから口からこぼれてしまったんだ。水を含ませたティッシュで応急処置をしておいた。実際コーヒーの染みらしきものは見当たらない。紺色のネクタイだから目立ちにくいのだろうか。僕は紺色のネクタイが好き。靴と同じくらいの値段。ネクタイだけはこだわる。スーツやシャツはどうでもいい。スーツは作業着だから。それでもネクタイにこだわるのは、気分を変えてくれるからだろうか。仕事の中にも少しくらいは楽しみを入れたい。鞄もやはり新しくしようと思っている。これからコーヒーを飲むときは気を付けよう。失敗は反省して二度と繰り返さなければ意味がある。


定時までだとやるべきことを終えたら、もう寝る時間になってしまう。あと三度その日一日を重ねたら先生に会える。それだけが唯一の楽しみ。これだけのために生きている。僕はよくやっている。先生が認めてくれた。自信を持っていいんだ。疲れている。だけど先生とお揃いで無理をする。昨晩は何度も目が覚めて夢見が悪くて散々だった。今晩は安らかに朝まで眠らせて欲しい。