妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

僕はよくやっている。先生が認めてくれる。誉めてくれる。僕には先生がいるんだ。僕はひとりじゃない。明日は先生に会える。そこに向かっている。今日一日だけがんばれば楽しみが待っている。お揃いの楽しみのためのお揃いの苦しみ。先生とお揃いなんだ。


一日勤務を4連続、どうにか無事に終えることができた。しかしやはり疲れた…疲れは後からやって来る。やっぱり働きたくない。楽とか忙しいとかそういうことじゃなく、仕事をするという行為自体が負担になる。どうしても過大なストレスになってしまう。「あー働きたくねー。」って叫びたい気持ち。これで健康ならまだ救われるんだけど、僕は病気持ちだからつらい。普通の人達とは違うと痛感する場面が増えてきている。病気持ちは病気持ちとしての生き方しかできない。決して普通に健康な人達と同じことはできないのです。できないものは仕方ない。病気だから仕方ない。どうせ死ぬのだからどうでもいい。前向きに開き直って生きていくしかない。明日のことを考えよう。明日は先生に会える。そのためにがんばったんだ。無理をして苦しんだ。お揃いの苦しみはもう終わり。明日はお揃いの楽しみ。明日のことを考えよう。ずっと先生のことを考えていよう。


しんどい…未踏の領域に足を踏み入れたから。ひどく疲れている。泣きたくなるほど苦しい。苦しみはもう終わったはずなのに、後遺症でまた苦しんでいる。アトピーの調子も悪い。そのことがより一層の苦痛となる。何もしたくない。何もできない。もう何もかも嫌になってしまいそう。やるべきことを済ませてしまう気力がない。だけどやはり先に済ませてしまったほうが、結果的には楽になるような気がする。無理をしたら休む。休んだらまた無理をする。まだ休みが足りないのか。明日が休みだから気が抜けてしまったのだろうか。今日は遅くなっても平気。いっそ寝なくても構わない。甘えですか。僕は無理をしてがんばったんだ。誰かに誉めて欲しい。先生に誉められたい。