妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

僕はエリート。病気持ちでもこんなにがんばっている。自信を持っていい。僕はよくやっている。先生が認めてくれる。誉めてくれる。自分の居場所。嘘をつかなくてよい場所。僕が何処までも僕でいられる場所。


怒りの感情があるということは、それだけ気力があるということか。本気でやっている。病気持ちでも無理をして仕事をしている。半端な気持ちではない。だからこそ怒りが生まれたんだ。つまりこの怒りは、僕が仕事に対していかに強い思いでやっているかという証明になる。仕事をするかしないか。生きるか死ぬか。毎日懸命に生きている。先生とお揃いの苦しみ。先生とお揃いの楽しみのため。すべては自分の脳内で起きている。他人を動かせないなら自分が動けばよい。


やっぱり疲れた…平気なつもりでいるけど疲れる。仕事中は忙しいほうがいい。あっという間に時間が過ぎるから。やることがないと眠くなるし時間が長くて苦痛だ。まだ本来の仕事はできない。だけど徐々に近づけたいし近づかなければと思う。先のことは考えたくない。ただ不安な気持ちが強くなるだけだから。考えて安心できることならいいけど、ほとんどのことは考えても分からない。ただその日一日を重ねていく。死ぬまでそうして生きていく。中途半端は嫌いだ。やるならやるし、やらないならやらない。分かりやすいほうが好きなんだ。シンプルに。今の僕はどうして生きている?無理をしてがんばって苦しんでまで何故生きているのか。プライド。病気持ちのちっぽけなプライド。小さな、でも大きな楽しみのため。先生とお揃いの楽しみ。先生の存在。先生がいるから僕は生きている。いつものカフェ。僕の居場所。僕はよくやっている。先生とお揃いの楽しみのための先生とお揃いの苦しみ。僕はよくやっているよね。


家事をしたらカフェオレで一息。無理をしたら休む。休んだらまた無理をする。小さなところでも同じこと。無理をしてばかりでも駄目だし、休んでばかりでも駄目。これもまたバランスの問題なのですね。


日付をまたいでしまった…休み過ぎたか。洗濯物を畳む時間と干す時間に手間取ったか。やはり平日はストイックに行かないと寝る時刻が遅くなってしまう。夕食と洗濯とお風呂で、もう眠らなければいけない時間になる。平日は休めない。夕食のときを休みの時間とするしかない。今週はあと二日。明日のために眠らなければならない。いつもより眠くない。だけど先生とお揃いの楽しみのための苦しみに耐えるには睡眠が必要なんだ。5時間弱。量が少ない分、質を高めたい。つまりできるだけ寝ている間に掻かないような眠りにつきたい。やり方はないので祈るしかない。平日はつまらない。休日に楽しめばよい。