妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

顔が痒い…指のひび割れがひどい。どうにか家事をこなした。疲れて気力をなくしている。時間が遅くなってしまった。平日はストイックに過ごさないといけない。がんばっているのに報われない。仕事とアトピーの両方に耐えることは難しい。何もかも嫌になる。生きることさえ。きっかけさえあればすべてを捨ててしまいたい。あらゆる苦しみから逃げ出したい。先生…助けてよ。苦しいときは先生に頼るしかない。僕には先生がいる。先生がいるから僕は生きている。こんなに無理をしてまで生きる意味があるのか。先生の存在が意味を与える。僕の唯一の理解者。心の支え。僕はよくやっている。先生に誉められたい。先生から信頼されたい。先生にとって特別な存在になりたい。先生のなかの僕はどんなだろう。僕のなかの僕とは違う僕がいるはず。どちらも僕であって、どちらも僕でないかも知れない。ひどく疲れている。先生ががんばっているから僕もがんばる。そんな風に思えるようになったのはいつの頃からだろうか。仲間。味方。先生に会いたいと思う。