妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

先生のなかの仕事とプライベートの間に、僕が存在する余地はあるだろうか。先生は僕を必要とするだろうか。僕は先生に必要とされたい。あれ以来先生のことしか考えられない。文書にしてまとめたいと思っている。まず先生に言葉で伝えてから文書を渡すつもりです。その場でさらっと読まれるのは嫌だから。時間のあるときに少しずつでいいから、ちゃんと読んで僕の気持ちを受け止めてもらえたらと思う。


僕も楽しいことで先生とお揃いになれたらいいのにね。お揃いの苦しみばかり求めるのは、僕に楽しみが生まれる可能性がないと知っているから。お揃いの楽しみを見つけようとしても、先生と一緒にお話することくらいしかない。僕には苦しみしかない。だから先生にも苦しみを望む。決して楽しみを望むことはない。お揃いの楽しみよりも、お揃いの苦しみのほうが現実的なんだ。


先生とお揃いなら何でもいいんだ。苦しみでも、楽しみでも。気持ちを共有したいだけなんだ。


最も分かりやすい幸せのかたち。苦しみなんてない。それだけ余裕がある。僕の偏見かも知れない。


あれからずっと先生のことばかり考えている。仕事のことを考えなくて済むから、それだけ楽。仕事は苦しみしかない。だけど先生は楽しみと苦しみと半々くらい。まだ楽しめる可能性は残されている。


眠いから寝る。明日なんてどうでもいい。適当に死ぬまで生きる。おやすみなさい。