妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

やっぱり僕には先生が必要だ。先生とお揃いの苦しみはまだある。先生とお揃いの楽しみのためにがんばろうと思う。


先生に苦しんで欲しい。そしたら僕が助けてあげるから。苦しみから救い出してあげる。苦しみがなければ助けることができない。苦しみがなければ役に立つことができない。苦しみがなければ必要とされない。苦しみがなければ僕が生きている意味がない。先生に苦しんで欲しい気持ちと、先生が苦しまないようにしてあげたい気持ちは矛盾しない。


疲れた…疲れた…疲れた…疲れた…ストイックに生きる。だけどもう少しだけ休ませて欲しい。


意外と早い時間に眠る準備が整った。疲れているからこのまま寝てしまうのがいいと思う。今からなら6時間くらい眠れる。雪が雨に変わって、それから天気が回復していることを祈ります。明日から僕はお休み。いつものカフェでひとりランチ。漫画と音楽。そして先生に対する気持ちの整理をする。楽しみたい。4ヵ月がんばってきた。無理をして苦しんできた。自分へのごほうびをあげたい。僕はよくやっている。先生が認めてくれたんだ。
考えてみれば、先生は僕が思うよりずっと前から楽しみがあった。この前僕に頼ってくれたときは、もうすでに、とっくに先生は幸せになっていたんだ。つまり先生は幸せになっても苦しんでいて、僕を必要としてくれた。だからこれからも僕は先生の役に立つことができる。それを心の支えにして生きていく可能性はまだ残されている。先生とお揃いの苦しみと、先生とお揃いの楽しみ。これは変わらないかも知れない気がしてきた。今まで通り、先生の存在が僕の生きる理由であり続けるような気がしている。眠いから寝よう。まだ僕は死んでない。