妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

服屋に寄ってからいつものカフェ。何だか混んでいて落ち着かない。カウンター席に座った。服屋は収穫ゼロ。物欲がないのを感じる。必要なものだけあればよい。朝は無理をして早く起きた。ペースを元に戻さなければならない。地獄のリズムに合わせて踊る。はぁ…今日のことだけ考えていよう。今を生きている。僕はひとり。ストイックに生きる。


今あるものを楽しむ。最低限の暮らし。ストイックな意識とつながる。僕は考える。考えを言葉にする。文字にして表現する。言葉を伝える相手はやはり先生しかいない。気持ちは落ち着いている。


手のひらのひび割れから血が出た。寒い。来週からマフラーをしてこよう。カウンター席は冷える。二階からひざ掛けを持ってこないといけない。いつものカフェは混雑していて落ち着かなかった。人混みが店内の空気を汚していた。今年最初の二日間はものすごく混んでいたそうだ。今日の比ではなかったと言う。結果的に昨日から街に出たのは正解だったことになる。ひとりだと居心地のよさが重要になる。連れがいれば気にならないことがいちいち気に障る。
明日で9連休だけど、そんなに休んだ気がしない。5日は引きこもっていた。休み明けのことはあまり頭にない。もうスイッチは切り替わっている。無理をしたら休む。休んだらまた無理をする。死ぬまでその繰り返し。店員さんたちと言葉を交わしただけで、憂鬱な気持ちが少しだけ晴れる。僕の居場所。僕の存在が許されるところ。存在を認めてもらえる。自分の存在理由を感じて、存在価値を見出だす。そこから自己肯定へと導かれる。自分の味方は自分だけ。自分が自分を見捨てたらもう誰もいない。先生はもうひとりの自分。そう考えると何もかもしっくりくる。僕のなかの先生。先生という存在。少しずつ見えてきた気がしている。


無理をしてヒゲを短くした。約二週間ぶり。アパートに戻る前夜にするほうが楽だと思った。今週の金曜日になればかなり伸びてしまうかも知れないけど、病気だから仕方ないと開き直って気にしないでおく。仕事の前の日は余裕がない。精神的にも時間的にも。これで明日は早く眠ることができそうだ。負担がかなり小さくなった。今日は終わる。今日はいつものカフェでひとりランチをした。店員さんと言葉を交わして癒された。僕には自分の居場所がある。今週は先生に会える。そこに向かってストイックに一日を重ねる。もう完全に頭は切り替わった。僕はひとり。だけど居場所がある。だからまだ生きていける。おやすみなさい。夢見がよいことを祈って…


現在午前2時31分。こんな記述をまたするはめになるとは思いもしなかった…頭を掻いて起きました。おそらく一時間くらい前に。一通り掃除を終えると体が冷えきってしまう。アパートだったら確実に風邪を引くだろう。発狂するだろう。薬をODするかも知れません。かさぶたが痒い感じで掻きました。手にロコイドをつけたのがいけなかったのだろうか。手を掻いてから、頭が痒くなったと記憶している。漢方を飲まなくなったことくらいしか、最近変わったことはないはず。だから次の診察日には漢方薬を再び処方してもらうつもり。あと一週間耐えなければならない。漢方のせいだという前提だが。他の理由ならもうどうしようもない。以前の状態に戻ってしまったんだ。
これでも無理して仕事に行くのだと思う。僕はそういう人間だから。倒れるまで無理をする。泣きながらでも無理をする。僕はやれるとこまでやるということで、9月からこれまでがんばってきた。そろそろやれるとこが見えてきたのかも知れない。つまり限界が近付いてきた。とりあえず今週は無事に過ごせるように祈ります。報われないことは知っている。でもだったらほっといてくれ!報われなくてもいいから邪魔すんなよ!僕は負けず嫌いなんだ。こんな病気に振り回される人生なんていらない。僕は意地でも僕らしく生きる。死にたい気持ちは死ぬまで消えそうにないな。それでも生きていればいいんじゃないか。どんなかたちでも生きてさえいればいいんじゃないか。生存価値と生存理由がある限り。