妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

今日をどうにかして生き延びることしか考えない。明日なんていらない。つまらない日を飛び越えて、先生とお話する日のことを考える。先生とお揃いの楽しみのための苦しみ。僕はよくやっている。先生が認めてくれる。誉めてくれる。自信を持っていいんだ。僕は病気持ちのエリート。


だけど結局は先生がいるから生きてる。結局は変わらない。僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。それも変わらない。依存の程度が下がっただけ。今でも先生に依存したまま。すべては自分の脳内で起きている。先生のことも。


疲れた。やることなくても疲れる。眠気に耐えなければならない。昨日の過食のせいかお腹の調子が悪かった。幸い大したことなくて助かったけど。今は自制できる。ストイックに。あとつまらない一日を三回重ねたら先生に会える。お揃いの楽しみが待っている。そこに向かっている。僕はまだ死んでない。ちゃんと生きてるよ。先生に会って、先生とお話したいから。やっぱり僕は先生がいないと駄目みたい。


ストイックに過ごしたって、日付を越えないので精一杯。量も質も足りない睡眠。ひどく疲れている。明日でやっと半分か。早いんだか遅いんだか。いつか報われる日が来るなんて思わない。今日は眠る。明日はたぶん生きてる。死にたいのに生きている。おやすみ。