妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩寝ている間に掻いた形跡は少なかった。けれど夢見はかなり悪かった。仕事のことばかりが脳内に映し出された。不安があるせいだろうか。今週は今日で最期だ。明日はいつものカフェでいつものひとりランチ。小さな楽しみ。小さな幸せ。明日のことを考えて今日一日をやり過ごそう。楽しみがあれば、明日のことを考えることができる。


疲れた…疲れた…疲れた…疲れた…はぁ。やはり話しすぎたか。そのせいで誤解を生んだ。面倒くせー。忘れよう。もう休みだ。明日からというより今から。今すぐ。今はもう休みの時間。楽しいことを考えよう。楽しいままで死んでもいいかな。ずっと楽しいままでいたい。


悪いことは続くもの。負の連鎖だね。そしたら別の方法で対処する。仕方ないで済む話なら、うまく対処すればいいだけ。気持ちを乱されることなく制御できる。選択肢はひとつじゃない。心を広く持てば気持ちに余裕が生まれる。まいっか。だよねー。


おでこが痒い…こんなにがんばっているのに何一つ報われない。何故罰を受けなければならないのか。僕という存在は一体どのようなものなのだろう。何故生まれ何故苦しみ何故死ぬのか。病気というハンデを背負う意味などあるのか。僕は今までも僕でしかなく、これからも死ぬまで僕でしかなく。僕が何処までも僕であり続けることが僕という存在。楽しいことを考えたいのに痒みが気力を奪う。僕はどうしたいの?何を望むの?健康を。幸せを。ちっぽけな願い。絶望の中にある希望。暗闇の中に射す光。僕には見えない。苦しみからの解放を望む。そのためには死しかないのか。死は救済。死ぬために生きている。死に向かって生きている。