妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

死にたい


先生から依頼が欲しいな。すっかり忘れていた。仕事でもプライベートでもないものが欲しい。仕事とプライベートの間にあるもの。


朝目が覚めると久しぶりに寝ている間に掻いた形跡が少なくなかった。気力をなくして30分だけ二度寝をした。これは怠けですか。ニ、三日前から頭の痒みがあるのは知っていた。だからいずれこうなるのは必然だったのかも知れない。痒くなったらおしまい。掻いて痒みが痛みに変わるまで、痒みはずっと続くものなのだ。痛い。身体よりも心が痛い。頭が痛くてデパスを4錠。またお薬に頼るしかないのか。薬は裏切らない。先生に処方してもらったという意識はもうない。やはり僕のほうで気持ちの変化があったのです。
先生のことを考えることが難しいのであれば、別のもので現実逃避をしなければならない。音楽?漫画?小説?夢の世界に閉じこもって、気持ちが安定するのを待つ。先生のことはやはりまた考えていかなければならないと思う。結局のところ僕には先生しかいないのだから。今週は先生に会える。そこに向かって無理をする。ストイックに生きる。今のところ先生からの『依頼』というのが、最も現実的かつ効果的である気がしています。仕事のことは当日の30分前に考えれば十分に間に合う。休みの日に考える必要はまったくない。ダンドリは当日の朝決めると故山田花子氏も言っていた。
冥福を祈るって冥界での幸せを祈るってことなのかな。姉ちゃんは冥界で幸せになった。自分の居場所だと言える程に。僕も死んで冥界に行ったら幸せになれるのかな。そのためには誰かが冥福を祈ってくれなければいけないのか。ネクログの終わり方には不満が残ったけれど、これをきっかけに集めた本を読みたいと思う。辞書並みの厚さで読む気になれず放置してある。内的世界を拡げるために書物を読むことは有意義だと思う。あとは自分の気力次第。気分次第。


思索すること。物思いに耽ること。考えることは僕にとって必要不可欠なことなんだ。病気を抱えたままで社会に適合して生きていくために。妥協と諦めを繰り返して自分を納得させる。考えることは苦しい。だけど考えずにこの世の理不尽さに耐えることはできない。僕には考える才能がある。考えを言葉にする才能がある。


先生のプライベートでの変化は忘れていたい。忘れていれば意識しないで済む。あれ?そう言えばそうだっけ?それでいい。それがいい。


20時にお風呂の前の準備を始められるかどうかが一つの目安だな。実家でもアパートでも。顔から汁が出ているので、せっけんは使わずにお湯だけで洗った。なのに顔が痒い。もうどうしようもない。痒みは気力を奪う。何もかも嫌になる。自暴自棄になる。少しは落ち着いて欲しい。アトピーと仕事の二つの苦しみには耐えられない。どちらかの苦しみがましにならないと限界が訪れる。いつか近いうちに。そしたらもう僕は駄目になってしまう。きついな…どうしてこんなに苦しまなければならないのか。どう考えても答えが出ない。そもそも答えなんてないから。僕はこんな罰を受ける理由なんて何もない。早く死んで冥界で幸せになりたい。この世で生きていても苦しみしかないのだから。もう疲れた。そろそろ解放されたい。


寝る前にエヴァを読む。眠る直前に現実から逃避する。嫌なことを考えなくて済む。余計なことを考えなくて済む。エヴァの世界に没頭する。夢見もきっと悪くないはず。現実なんていらない。僕は死ぬまでずっと、夢の中で生きていたいと思う。