妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩は結局二度起きた。二度目は午前4時の生き地獄。今朝はどうにか30分遅れで起きた。いつものカフェでいつものひとりランチをした。僕には居場所がある。だからどんなに憂鬱な気持ちでもそこに向かう。新しい椅子を買った。お気に入りの席と同じ椅子。値段を交渉するつもりだったのだけど、僕が思っていたよりさらに安く売ってもらえることになった。この値段なら即決する。デザインも色も座り心地もよい。これから長い付き合いになるだろう。よろしく。この椅子に座れば、僕の居場所を感じることができる。


馴染みの店員さんたちとたくさん言葉を交わした。ここは僕の居場所なんだと実感する。僕という存在が認められる。僕という存在が許される。昨晩は地獄だったけれど、今日はまるで天国のような楽しい時間を過ごせた。まだ死ねない。死にたくない。まだ死んでない。僕は生きている。


ひげを短くした。ハサミで切るから尚も無精ひげのまま。適当にやることを意識せずにだらだらとしていたら、かなり時間がかかってしまった。今からでもあと6時間眠れるからいいけど。適当にやる気力さえなかった。昨晩の生き地獄を引きずっている。ひどく疲れている。いつものカフェでの楽しい場面を頭に浮かべてみる。よい買い物をしたと思う。自分へのごほうびになった。またがんばったら自分にごほうびをあげよう。しばらくはこの楽しい気持ちに浸っていたい。おやすみなさい。


現在午前3時47分。頭を掻いて起きた。掻いたと知っていたけど起きたくなくて、しばらくの間そのまま寝ていた。そして仕方なく起き上がった。被害は軽かった。しかし痒くて掻いて起きたことは事実。それはちゃんと受け止めなければいけない。目が覚めるほどの痒みにも関わらず、最低限の被害に留めたのは評価してよいと思う。つまり無意識の中でも強い痒みに逆らって掻くのを我慢できたということだ。こうして時間を置くことによって、痒みを落ち着かせてから寝たほうがよい。でないとまた掻いて起きることになりかねない。掃除をしてインターバルを置くことは無駄ではない。本当は眠りたい。眠いから。疲れているから。当面の対応策としてはできるだけ早く寝ることに尽きるだろう。解決策などない。早く寝たら掻いて起きてもまだ眠る時間が残っているというだけのこと。
つらい。きつい。本当は泣きたい。苦しいよ。何も感じないふりをしている。精神的なダメージは計り知れない。今週も一日でも生き地獄になったら金曜に休んで連休にする。今は仕方ない。無理をして動けなくなるよりはずっとましだ。開き直って図々しくも生きていくしかない。限界は自分では作らない。追い込まれるまでは諦めないつもり。病気に負けたくない。最期まで闘い続ける。