妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

僕は病気持ちなんだ。開き直って許される。病気だから許される。首を掻き壊して出た水が固まらない。ようやく治まってはきているが。意外にも寝ている間に掻いた形跡は少なかった。今日一日だけ無理をする。朝デパスを飲んだ。先生に頼りたい。先生から力をもらう。今日だけ。あとはもう知らない。今は休みが必要だ。


僕は病気持ち。休んで許される。僕は病気持ち。休んで許される。僕は病気持ち。休んで許される。開き直らないと生きていけない。僕はまだ死にたくない。生きるために無理をした。だから生きるために休む。


気持ちは落ち着いた。明日から休めるということで、ひとまず安心したのだろう。休んだってアトピーの調子がよくなる訳ではない。とにかく嫌なことは忘れて楽しもう。明日はいつものカフェでいつものひとりランチ。二週連続で木曜日に行けるなんて。僕には居場所がある。自分の存在を認めてもらえる場所で、まったり気ままに過ごして癒される。まだ生きていたい。何もかも忘れて休みたいと思う。


現在午前3時42分。首と顔と頭を掻いて起きた。頭から水のようなものが出ているのが分かった。寝る前にまたベッドの上で掻きそうになったので慌てて寝た。だからこうなるのも必然と言える。眠かったんだ。予兆ははっきりしていた。掻いてからしばらくは起きられなかった。気力をなくしていた。仮眠レベルも取れない。明日は休みだから眠れなくても構わないけど。だけど寝たいから寝ます。さようなら。