妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

僕は病気持ちのエリート。僕はやれる。僕ならできる。自信を持っていいんだ。先生が認めてくれる。誉めてくれる。明日は先生に会える。そこに向かっている。前向きに開き直って、今日一日をやり過ごす。


今週は5日間仕事に行くことができた。よくやったと思う。一応眠れてはいたけれど、毎晩痒くなってムヒをつけた。ムヒは最後の手段なのに、結局毎日使うはめになった。今は眠れるだけまし。そしたら休まずにちゃんと仕事をすることができる。少し自信がついた気がしている。仕事が忙しくてもどうにかやれている。僕はエリートだから。明日は先生に会える。いつものカフェでいつものひとりランチをする。馴染みの店員さんたちと言葉を交わす。今週5日間がんばった分、たっぷり楽しんで癒されるつもり。僕はできる。今週はそれを証明することができた。あとはアトピーの調子さえよくなってくれたら何も問題ない。僕は無理をしている。いつか報われるはずと心の隅で思っている。