妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

お腹の調子が悪い…自業自得だが。寝ている間に掻いた形跡は意外にもましなほうだった。ロコイドクリームで救われるだろうか。今日の天気は下り坂らしいから、早めに帰ろうと思う。僕のふたつの居場所で癒されたい。楽しもう。


眠い。まだお腹の調子がおかしい。いつものカフェのいつものひとりランチは楽しめるだろうか。その前に先生に会いに行く。久しぶりだね。今日は休める。楽しもう。癒されよう。僕は今生きている。


いつも頭のなかにあるものを言葉にして外に出す。そしてそれを受け止めてもらえると安心する。これでいいんだと。受け入れてもらえる。認めてもらえる。そんな感じがした。先生とお話するとホッとする。とても癒された。


クリニック→いつものカフェ。嵐になる前に帰りたい。お腹の調子が悪くて気持ちが下がる。自業自得だから仕方ない。お腹が痛いのと早く帰りたかったのとでゆっくりできなかった。僕のせい。それでも店員さんたちと言葉を交わして癒された。駅に着く前に雨が降ってきた。どうにか逃げ切れるだろうか。疲れた。家に帰ったら静かに休みたいと思う。


コンビニに行かなければいい。理性が働かなくて、本能を制御することができなくなる。疲れとストレスのせいで自分を見失う。残ったのは自己嫌悪。ストイックに生きる。僕は道士。修行中の身。いつか必ず報われる。


お腹が痛い…早く帰りたい。


痒い時に何をつけても掻いてしまう。つけるとしたらムヒしかない。ロコイドクリームは寝る前に使う。眠いからさっさと適当にひげを短くして、さっさと眠ろうと思う。そして明日は少し早起きをして、ゆっくりと過ごす時間を作りたい。ストイックに。僕ならできる。


駄目だ…ロコイドクリームをつけた傍から掻きまくり。もう万策尽きた。おしまいだ。