妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

死にたい


コンビニのサンドイッチはいらない。昔は好きだったのに。チキンカツサンド。もうおいしいと思わない。制限する代わりのものが欲しい。いつものカフェのひとりランチを楽しみにしようか。週一だけでは足りない気がする。バランスのよいルールを作る。自分のなかのルール。食事に気を使いすぎて楽しめなくなっている。バランスが崩れて過食嘔吐寸前。バランスを意識して体勢を整える必要がある。このままだとよくない。過食か拒食のどちらかに陥る危険性がある。


やっぱりラスクはいらない。パンを薄く切って甘味を付けて焼いたに過ぎない。左道だ!邪道だ!仕事中にお菓子を食べるなんて許されることではない。僕はストイック。水とお茶があればいい。小食を心掛けよう。必要最低限でよい。欲に駆られて貪るのは程度の低い人間のすること。僕はエリート。高貴な病気持ちのプライド。さあ、休んだから無理をして掃除をしようか。掃除をしたらまた休もう。


先生が本を出すとしたら、僕はきっと協力者になれるだろう。フリーペーパーを作って配るのもいいんじゃないか。ふたりだけの世界で楽しむのもいい。だけど余裕が出てくれば、外に発信したくなるはず。誰かの役に立ちたい。同じ病気で苦しむひとの役に立ちたい。それは自己満足。それと知っていれば問題ない。自分のために、ひとのためになりたいんだ。


今の道を行かなければいけない理由はなかったんだ。だけどいつの間にか今の道を死ぬまで歩き続けなければいけないと考えていた。他の選択肢なんて考える余裕がないんだ。生きるか死ぬか。生きるとすれば今の道しかない。現実的にはそれは正しい。でも別の生き方もあるということは頭の隅に置いておきたい。死にたい気持ちになったときに支えになるはずだから。


先生に対する依存の度合いは少なくなったように思う。実際三週会えなくても平気だった。だけど本当に追い込まれたときは先生のことを想う。先生のことを想いながら泣く。最後の砦。僕にとっての先生という存在の位置付けが見えてきたような気がしている。今の距離がちょうどいいと感じる。この距離感を保ってさえいれば、先生と僕の信頼関係が崩れることは絶対にないと信じている。


苦痛でなく修行か…そうだな。一年前の僕もいいこと言うね。