妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

現実逃避。


甘いものはひとつだけ。憂鬱な気持ちが晴れない。陰鬱な心に支配されている。昨晩のことがあったからだろうか。叫び出したいのを必死でこらえた。声にならない声で泣いた。妄想ではない。これは現実なのだ。今朝もまた二度寝を繰り返した。自己を軽蔑したい気になった。怠け者。何もかもが嫌になって、それを払拭する術もなくて、もうどうしようもなくて…僕はすっかり駄目になってしまった。駄目になることで少し救われる思いがする。駄目になってしまえば何か許してもらえるような、そんな気がしている。誰に?自分に。世の中に。
やはりあまり休みが続くのはよくない。いつも通り。普段のペース、リズムを崩したくない。危うい均衡で保たれている。綱渡りの日々。うっかりすると真っ逆さまに堕ちていく。堕ちていく。堕ちていくのもいいかも知れないと思う。楽になりたい。何も判らなくなってしまいたい。僕は知らなくてよいことを知りすぎてしまった。何も知らないほうがよかった。すべてを白紙に戻したい。真っ白いカンバスに一から筆を入れ直したい。人生をやり直したい。もう引き返せない場所まで来てしまった。進むしかない。前を向いて歩いていくしかない。後ろを振り返ってもそれは過ぎ去った記憶。現実であったのかすら知れない、遠すぎて手の届かない絵空事。死んだらそこに帰れるというのなら、今すぐ死にたいと思う。帰る場所があるのならそこに帰りたい。それは至極自然なこと。


長居し過ぎたな。ずっと家にいるのは鬱になる。外に出てちょうどよい時間に帰るのがいい。これもバランスの問題なのですね。


バランスとタイミング。適度な距離感。


苦しい。過呼吸デパスデパスレキソタン。音楽。心が動けば身体も動くはず。誰か助けて!泣きたい。叫びたい。壊したい。死にたい。消えたい。


やはり一時間かかる。もう仕方ない。今からでも6時間弱眠れる計算。今日はいつものカフェで満たされなかった。いつもと何かが違っていた。僕の憂鬱な気持ちがそう感じさせたのかも知れない。どうしたら最も効果的に癒されるのかを考える必要があるように思われる。いつものカフェは僕の居場所。そのことは確かなのだから、そこに行かないという選択肢はあり得ない。時間が問題なのだ。短すぎても長すぎてもいけない。タイミングも大切。これは運に任せるより他ない。今週は先生に会える。まずはそれを支えにどうにかやり過ごすことを考えよう。カフェは気分次第。自然体になれるからこそ僕の居場所なのだから。変に期待したり望んだり願ったりするとうまくいかない。僕は僕のままでいればいいんだ。