妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

どうせ死ぬからどうでもいい。


外は雨が降ったり止んだり。気持ちはかなり落ちている。もうどうしたらよいのかわからない。と言うよりどうしようもない。いくら諦めても、痒みや痛みからは逃れられない。忘れようとしても意識せざるを得ない。生き地獄。毎日が生き地獄です。こんなにがんばっていても、何一つ報われることなどない。心が折れそうになる。あと残り1/2。なるべく、できるだけ、それなりに。適当に一日をやり過ごして生きていく。それをひたすら死ぬまで繰り返すのみ。ただそれだけ。つまらない人生だね…


ハーブティーを飲んでゆっくりしている暇はない。休みの前日ならまだしも。残念ながら明日も無理をしなければならない。食事制限をしているから、味気ないつまらない夕食。食欲をなくす。拒食症になって死んでしまいたい。はっ、ははは…はぁ。疲れたな。病気持ちは病気が治らないとずっと死ぬまで苦しいままだよ。つまらない文章。心を言語化してもちっとも満たされない。


お風呂から出て、体にロコイドクリームをつけようと思った。軟膏は合わない。クリームなら合うかも知れない。実際首から上はクリームしか使えない。しかし現実は残酷だった。ロコイドクリームを塗った傍から痒みが増して、悉く掻いてしまうという結果に終わった。結局のところ最低限で、それ以上は何も余計なことをしてはいけない。なす術がないってことだね。いつもより随分と時間がかかってしまった。眠ることさえどうでもいい。心の休まる暇がない。仕事とアトピーの二つの苦しみに耐えることはできない。そろそろいい加減に限界が近い。


現在午前2時43分。手と顔と首と後頭部を掻いて起きた。特に首から襟足にかけて強く掻いて、水が出てヒリヒリと痛む。脛を掻いた記憶と形跡もあり。一応眠りに落ちてはいたようだ。襟足付近は寝る前から痒かったから、予兆はあったということになる。被害はそれほどではない。が、精神的ダメージは計り知れない。もう仮眠の量しか眠ることができない。どうせ死ぬからどうでもいい。否、どうせ死ぬけど、どうでもよくはない。どうでもいいはずがない。でもこれは救いの言葉でもあるんだ。どうせ死ぬからどうでもいい。これは本心でないとしても、これにすがらないと生きていけないんだ。ロコイドクリームは捨てる。何もしないでほっとくだけ。それが一番ましだ。明日はもう分からない。明日こそどうでもいい。