妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

どうにか一日をやり過ごした。疲れは後からドッと押し寄せる。あと残り1/4。こんなギリギリの綱渡りの状態で、一体いつまで持つというのか。食欲をなくしている。お腹はそれなりにすく。仕事をそれなりにしているから。だけど欲求がない。お腹はすくけど食欲がないと言ったら、先生はすごく共感してくれた。やはり先生とお話したい。今週は先生に会える。そのために無理をすると思えるだろうか。そのために苦しむと思えるだろうか。気持ちは落ちている。早く楽になりたい。


ストイックにやるべきことを済ませたのだが、お風呂から出て薬をつける時に体を掻いてしまって時間をロスした。まあ、どうせ死ぬからいいけどね。ムヒをつけたらどうにか落ち着いた。頭の中を仕事のことが駆け巡っていた。強迫観念で明日も無理をする。本当は別の生き方をしたい。僕に合った、僕にしかできない、僕だからこそできる、そんな生き方。今は生きていても苦しいだけ。何も楽しくない。早く死んでしまいたい。こんな風に生きていて何の意味があるのか。一度きりの人生なのに死ぬまで苦しみ続けるつもりなのか。このままでは何のために産まれてきたのか分からない。まるで苦しむために産まれてきたみたいだ。


現在午前1時10分。ベッドに入ってすぐに手を掻いた。それは知っていた。いつの間にか眠りに落ちて、顔と首と頭を掻いて起きた。せっかく早く寝たのに…ムヒをつけたのがいけなかったのか。ロコイドクリームがいけなかったのか。手は何もつけていないのに猛烈な痒みに襲われた。もう何をどうしても痒くなる。痒くなる時はそうなんだ。そして痒くなったらおしまい。生き地獄の始まり。陰部も痒くなってひどく掻いて水が出た。痛い…ずっと治らない。明日は休みたい。もしくは早退したい。とりあえず遅く行く。結局は無理をするんだ。連休でないと休んでも意味がない。もういい加減に嫌だよ。あんまりだ。苦しむために生きている。さっさと殺してくれよ!もうこれ以上は耐えられない…