妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

ロコイドクリームを顔につけても掻いてしまう。やはり首から上は何もせずにほっとくだけがいいのだろうか。またもや二度寝をしてしまった。夢見が悪くなるから、一度目が覚めたらそのまま起きたほうがよい。今日は先生に会える。そこに向かっている。最期に頼れるのは先生しかいない。唯一の理解者。苦しいときは無意識に先生を求める。今でも先生は僕の心の支えなんだ。


今日の予定
いつものカフェでパンを買う→クリニックで先生とお話する→いつものカフェでいつものひとりランチ→実家に帰る
楽しみたい。


うまくいった。一応済ませておいた。もういつものカフェのラテ以外は飲む気にならない。気持ちはまずまず。先生とのお話を楽しむくらいの余裕はありそうだ。


クリニックといつものカフェで癒された。忙しい僕は早めに帰ります。談笑しているときに、たまに顔がひきつってしまう症状が現れる。先生に相談しようかな。昔からあったんだけどね。先生の症状は最近すっかりなくなったな。あれも似たようなものだったんだろう。今の気持ちはかなり穏やかだ。落ち着いていて心地よい。テンションは高くも低くもなくちょうどよいバランス。僕には先生が必要。なかなか深いテーマでお話ができた。こんな会話が成立するのは先生とだけ。いつか形にしたい。芸術に昇華できたら素晴らしい。客観的にも意味のあるものになる。絶望的な状況でも最善を尽くす。僕はまだ生きている。まだ死んでない。


今の楽しみは新しいCD。実家に帰れば届いているはず。新しい楽しみを作ろう。小さくても構わない。小さくてもたくさんあればいい。『小さな楽しみ』をたくさん作る。あえて小さな幸せとは言わないでおく。本当に小さいから幸せなんて呼べるものではないんだ。


ついついだらだらと過ごしてしまった。ネットは時間を無駄にする。週一だけだけどね。アパートにはネット環境がないから。さて、寝る前に面倒だがやるべきことを済ませてしまおうか。適当でいい。明日はストイックに早起きをする。


ちょうど一時間。眠いから寝よう。今日の楽しかった瞬間をひとつずつ思い出しながら。夢の中にまで入り込んで来るように。おやすみなさい。