妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩は遅くに寝た。今朝は目覚ましの鳴る一時間半前に、祭りの合図のパンッという破裂音で目が覚めてしまった。耳の辺りが痒かった。それから目覚ましが鳴るまでほとんど寝付けなかった。ボーナスが出ても、ものを買うことに躊躇する。趣味のものなら客観的に値段が高くても買ってしまうのだが。そういう基準というのは、よく考えてみれば不思議なものだ。いくらまでなら出せるか。自分にとっての価値。価値観に違いがあるのは面白い。没個性的なのはつまらない。自分が楽しければそれでいい。他人からどう思われようがどうでもいい。今日も楽しもう。なるべく、できるだけ、それなりに。僕なりの楽しみ方で。いつものようにいつものカフェに向かう。僕の居場所だから。


外は暑い…蒸している。隣に子連れの団体客が来たので、急いでひとりランチを済ませてカフェを出た。癇癪を起こして全力で泣き叫ぶ最悪なお子様。ゆっくりできなかったけど、連休で何処も混んでいるので仕方ない。いつから夏休みなんだろ。自分の居場所が汚されるのがたまらない。店内の空気が変われば、たちまち居心地が悪くなる。人混みは嫌いだ。人混みでなくて人ゴミ。無駄に多すぎる。今週の食料は無事確保できたし、デザートで追加した杏仁豆腐はおいしかったし、馴染みの店員さんたちと言葉を交わせたし、外に出た意味は確かにある。満たされたかと言えば物足りない。もう休みは終わりかなんて考えが頭をもたげている。まだ休みの日。まだ休みの時間。楽しもうじゃないか。家に着いたら何しようかな。昨日はネットばかりで無為に過ごしてしまった。ひとりで楽しんで癒される過ごし方。あーせっかく生きているのに。生きづらいのは苦しいから。楽しければ生きるのは楽なはず。


やはり一時間。先に済ませてから、寝る前に少しゆっくりするのもいいかも知れない。もうすでに憂鬱な気持ち。だけど今週は先生に会える。それだけを楽しみに、どうにかやり過ごしたいと思う。


体重が45kg台まで落ちた。この二日間はろくに食べてないからね。いつものカフェのひとりランチと、家に帰ってパンを食べただけ。食べなければ減る。暑さも食欲を失わせる。休みの日はお腹がすくことさえなかったような気がする。小食のほうがたぶん調子がいい。筋トレとストレッチで身体は引き締まっている。実家に帰っても独り。憂鬱な心でよくやったと思う。自分へのごほうびをあげましょう。