妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

寝ている間に掻いた形跡はましなほう。だけど手を抉るほど掻いてしまった。もうすぐ先生に会える。傷付いた心を癒して欲しい。


外は暑い…紫外線もよくないんだろうな。掻いた傷に熱い光が降り注ぐ。癒されたい。こんなにがんばっているんだ。僕はどうしてここまで苦しまなければいけないんだ。


男性より女性のほうが人間らしい?個人差はあるだろう。男性より女性のほうが単純?個人差はあるだろう。男だって単純だし、人間らしいとこもあるよ。僕がよい例だ。理詰めなのは当たってるけど。


暑い暑い暑い暑い…クリニック→いつものカフェ。どちらも混んでいる。先生とのお話は思ったより癒されなかった。お互いに条件が悪かった。でも最後は少し気持ちが上がった。もっと話したかった。また会えるから、それまでまたがんばる。いつものカフェでいつものひとりランチ。まだ混んでるな…早めに帰ってゆっくりしよう。


いつものカフェもいつも通りでなく、いつもより楽しめなかった。でもちゃんとお気に入りの席を取っておいてもらったし、新しい店員さんと言葉を交わせたし、それなりに楽しめたと思う。いつも通りでないなら、ないなりに楽しめたらそれでいい。平日のほうが混んでいたらしいし。人が多いのは好きじゃない。落ち着かない。居心地が悪い。レキソタンを2錠飲んだ。ストイックに生きること自体は悪いことではないと、先生は言ってくれた。僕もそう思う。だけどバランスは意識しなければならない。自分に負荷をかけ過ぎたらいけない。まだまだ休みは始まったばかり。満喫したと言えるくらいに楽しみたい。


先生から楽になったと言われたら、もうそれだけで心が満たされる。後半の講演のお話のほうが、僕にとってメインだったな。先生に甘えるつもりが、いつの間にか先生を勇気づける言葉を発していた。でも先生の役に立てたら、僕はとてもうれしい気持ちになれる。普通に苦しみを訴えるよりも効果的なんだ。どういうメカニズムなのか。不思議だけど面白いね。


先生はいくつか講演を抱えているようだ。スライドを作るのも一苦労だろう。先生の役に立ちたいな。先生も僕を信頼してくれているようだし。メールくれたら次の診察までに考えるのに。それは純粋な気持ち?不純な動機が混ざってやしないか?僕は先生のことが好きなんだ。今は素直にそう言える。


スライド。パワーポイント。


眠いから寝る。遊ぶ時間もない。