妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

暑い…鬱がひどい。お昼にレキソタンを飲まなかったせいか知らん。いや淡い期待が悉く叶わなかったせいだろう。僕なんていなくていい。気持ちを落としたままでアパートに戻ってきた。つまらない食事。やはりオンのときは死んでいる。僕の居場所でないと、僕は僕のままでいられない。心を無にしよう。残ったのは疲れだけ。ほんの小さな幸せすら見つけられなかった。明日は1/3。ほっといても時は過ぎる。死に近付いていく。


偉い人達ですら暇なんだ。僕が忙しいはずがない。それでも何かをしていないといけない。うまく仕事をしているふりをする。今やれることを、今やれるとこまで。物足りないと思えるのは、余裕が出てきた証拠じゃないか。よいことだ。適当にやり過ごせばいい。やるべきときはちゃんとやる。今できるところまで。それはできているのだから、もっと自信を持っていいと思う。


以前先生から、僕と話していると、老成したひとと話しているようだというようなことを言われたことがある。すべてを悟った人間と話しているようだと。もちろんよい意味なのだと知っているのだが、あまり聞こえがよくない。例えば僕ならこうだ。僕は先生と話していると、まるでもうひとりの自分と話しているようだ。こんな風に言われたほうがうれしい。ニュアンスは違うけど。先生は僕と同じようには感じていないみたい。それは一向に構わない。


遅くなってしまった。暑さと鬱のせい。明日も適当にやり過ごす。今できることができれば十分。僕はまだ病み上がり。そんなに無理をしなくとも許される身。なるべく、できるだけよい眠りと目覚めを所望します。おやすみなさい。