妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡2。台風接近中により雨風強し。気持ちは落ちている。行きたくない。生きたくない。


身体が重い。拒否反応を示す。やはり遠い。移動日を伴うほどの距離では負担が大きい。


もうこんな生活続かない。破綻寸前。発狂寸前。みんな壊れてしまえばいい。


おやきはいらない。やることが悉く裏目に出る。慣れないことをするから。いつも通りがいい。


台風は過ぎ去った。知らない土地の知らない人々のことを思いやる余裕はない。偽善者のほうがまだましかも知れない。朝は心が荒れていた。荒んでいた。些細なことがいちいち気になった。怒りを抑えることができずに当たり散らした。今週は4日間。明日は1/4。今日はまだ休みの日。今はまだ休み時間。気持ちが落ち着いたら掃除をする。僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。先生に会えるのは来週。相談したいことがある。それまではどうにか無理をしてがんばるしかない。


ない気力を振り絞って、どうにか掃除を済ませた。今はつまらない夕食をとっている。トマトは二つあれば十分。黄色いほうがおいしいのたけど、今日は赤いのしか置いてなかった。食事を楽しめるのは休みの日だけ。いつものカフェとスパゲッティのカフェ。アパートでは必要最低限の栄養を摂るためでしかない。食欲がない。鬱は一向によくならない。


こんなつまらない食事が休みの時間になるはずがない。満たされない。何をしても楽しくない。早く苦しみから解放されたい。もう疲れた。何もかも嫌になった。


のり巻きはいらない。おいしいと感じない。重い。何もいらない。


もう夜は窓を閉めないと寒いな。先生とお揃いでがんばろう。ストイックに生きていれば、きっと誰かが僕を見つけてくれるはず。さあ、休み時間は終わりだ。


涼しい夜。強い眠気。それなりの時間に眠る準備ができた。一日ずつ重ねていくしかない。とりあえず明日をやり過ごす。僕はストイックに生きていく。


目覚ましの鳴る一時間前に目が覚めた。形跡8。死にたくなる。